みかんにはどんな種類がある?温州みかんから高級品種まで人気14品種の特徴と旬

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。
スーパーの売場にはいろいろな名前のみかんが並んでいて、味や旬の違いがよく分からないと感じることはありませんか。子どもが喜ぶ甘い品種を選びたいのに、どれを手に取ればいいか迷う場面もありますよね。
じつはみかんには、収穫時期による区分や、交配によって生まれた多彩な品種があり、選び方や旬を知るだけで毎日の買い物がぐっと楽しくなります。
この記事では、『食生活♥♥ロピア』が柑橘類の分類の基本から人気品種の味わいと旬、甘いみかんの選び方、保存のコツ、子どもへの与え方までまとめて紹介します。
旬のみかんをもっとおいしく楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。
みかんにはどんな種類がある?

みかんと一口に言っても、その背景には柑橘類(かんきつるい)という大きなグループがあります。ここでは柑橘類という総称の意味と、その中で温州みかんが占める位置づけ、そして交配で生まれた新しい品種の広がりを解説します。
売場で見かける名前の違いを整理する手がかりにしてください。
柑橘類の定義と温州みかんの位置づけ
柑橘類とは、ミカン科のミカン属・キンカン属・カラタチ属に属する植物をまとめて指す総称です。「柑」という字はみかんを意味し、「橘(たちばな)」は古くから観賞用に育てられてきたミカン科の植物を指します。この2つが組み合わさって「柑橘」という言葉になりました。
日本で単に「みかん」と呼ぶとき、多くの場合は温州みかんを指します。中国の地名がついていますが、じつは日本生まれの品種です。およそ400年前、中国から伝わった柑橘の種から鹿児島県の長島で偶然生まれたとされ、明治時代に入って生産が盛んになりました。
温州みかんが広く親しまれてきた理由は、その食べやすさにあります。手で皮をむけて、袋ごとそのまま食べられる手軽さは、ほかの柑橘にはなかなかありません。
一方で、柑橘類のグループは温州みかんだけにとどまりません。ミカン属だけを見ても、日本ではさまざまな果物が育てられています。
- 温州みかん
- 夏みかん
- 文旦(ぶんたん)
- レモン
- ゆず
交配で生まれた新しい種類
近年の売場をにぎわせているのが、交配によって生まれた品種です。温州みかんとオレンジをかけ合わせたタンゴール(みかんの食べやすさとオレンジの香りをあわせ持つ柑橘のグループ)が代表例として知られています。
その先駆けが清見(きよみ)です。清見は温州みかんとトロビタオレンジを交配して生まれ、1979年に「タンゴール農林1号」として登録されました。みかんの手軽さとオレンジの豊かな香りをあわせ持つ点が評価され、その後に生まれた多くの新品種のルーツにもなっています。
交配のパターンはタンゴールだけではありません。みかんとポンカンをかけ合わせたものなど、多彩な組み合わせから新しい味わいが生まれています。名前だけでは違いが分かりにくくても、親となる品種をたどると系統が見えてきます。
温州みかんの種類

温州みかんは、収穫される時期によって味わいの傾向が変わります。ここでは早生温州と普通温州という2つの大きな区分と、それぞれに含まれる品種、時期による味の違いを整理します。
区分 | 出回り時期の目安 | 味の傾向 | 代表品種 |
早生(わせ)温州 | 10〜12月ごろ | 酸味が残りやすく爽やか | 宮川早生・ハウスみかん・極早生みかん |
普通温州 | 12月以降 | 甘みが濃くなりやすい | 青島温州 |
早生温州|ハウスみかん・極早生みかんを含む
早生温州は、出回りの早い温州みかんをまとめた区分です。出回りが早いほど酸味が残りやすく、爽やかな味わいが持ち味になります。令和6年産のみかんの収穫量は55万9,600tで、そのうち早生温州が32万5,800tと最も多くを占めました。
早生温州の中でも、いち早く出回るのがハウスみかんや極早生(ごくわせ)みかんです。ハウスみかんは温室で栽培され、夏場から店頭に並ぶこともあります。
普通温州|中生から晩生にあたる品種
普通温州は、早生温州よりも遅い時期に収穫される区分です。12月以降に出回ることが多く、甘みが濃くなりやすい傾向があります。中生(なかて)から晩生(おくて)にあたる品種が含まれ、冬本番の味わいを支えています。
普通温州の代表品種として知られるのが青島温州です。収穫してすぐ出荷せず、しばらく貯蔵してから店頭に並ぶことがあります。貯蔵を経ると、味わいそのものが変わっていくためです。
時間がたつと酸味がやわらぐのは、みかんに含まれるクエン酸(酸っぱさのもとになる成分)が糖類よりも早く分解されるからです。酸っぱいみかんも涼しい場所で貯蔵すれば、口当たりがまろやかになっていきます。晩生の品種ほど、この貯蔵による変化を楽しめるでしょう。
みかんの人気品種の特徴と旬

みかんは品種ごとに味わいや食感、旬の時期が異なります。ここでは代表的な品種を中心にまとめました。まずは総括表で全体像をつかんでから、気になる品種を詳しく見てください。
品種名 | 分類 | 旬の目安 | 味の特徴 | 主な産地 |
宮川早生 | 温州みかん | 10〜11月ごろ | 爽やかな甘み | 全国各地 |
青島温州 | 温州みかん | 12月以降 | 貯蔵で甘みが増す | 静岡県 |
ゆら早生 | 温州みかん | 10月ごろ | 甘みが強い | 和歌山県 |
清見 | タンゴール | 2〜4月ごろ | みかんとオレンジの香り | 各地 |
せとか | その他交配品種 | 2〜3月ごろ | 濃厚な甘みととろける食感 | 各地 |
不知火(デコポン) | その他交配品種 | 1〜4月ごろ | 甘みが強い | 各地 |
紅まどんな | その他交配品種 | 11〜12月ごろ | ゼリーのような食感 | 愛媛県 |
甘平 | その他交配品種 | 1〜2月ごろ | 薄皮が薄く糖度が高い | 愛媛県 |
はれひめ | その他交配品種 | 12〜1月ごろ | 食べやすくオレンジの香り | 各地 |
伊予柑 | その他 | 1〜3月ごろ | 甘みと酸味のバランス | 愛媛県が知られる |
ポンカン | その他 | 1〜2月ごろ | 甘みが強く香り豊か | 各地 |
河内晩柑 | その他 | 春〜初夏ごろ | 酸味が穏やか | 各地 |
はるみ | その他交配品種 | 1〜2月ごろ | 甘みが強い | 各地 |
天草 | その他交配品種 | 12〜1月ごろ | ジューシーな味わい | 各地 |
宮川早生・青島温州など温州みかんの代表品種
温州みかんの中でも、まず名前を覚えておきたいのが宮川早生と青島温州です。早生と普通、それぞれの区分を代表する品種として広く出回っています。
宮川早生は早生温州の代表品種で、全国各地の産地で育てられてきました。爽やかな甘みと食べやすさがあり、秋から冬の入り口にかけて店頭に並びます。手に取りやすい定番のみかんといえば、この品種でしょう。
青島温州は静岡県が主な産地で、貯蔵後に甘みが増す普通温州の代表品種です。収穫してから貯蔵を経ることで、酸味が落ち着いて濃厚な味わいになります。
ゆら早生
ゆら早生は、極早生の温州みかんとして知られる品種です。和歌山県の有田地域で誕生した極早生品種で、シーズンの早い時期に登場します。
出荷は10月ごろから始まります。極早生に分類されるため、皮にまだ緑色が残る時期から収穫されることも珍しくありません。それでも果肉の色は濃く、極早生とは思えないほど甘みが濃厚だといわれています。
袋(じょうのう)が薄くて果汁が多い点も、ゆら早生ならではの持ち味です。秋の入り口から味の乗ったみかんを楽しみたい方に向いています。
清見
数ある交配品種の出発点となったのが清見です。温州みかんとトロビタオレンジの交配で生まれたタンゴールで、みかんの食べやすさとオレンジの豊かな香りをあわせ持っています。
清見の大きな特徴は、多くの新品種の親になっている点です。人気の高級品種のルーツをたどると、清見にたどり着くことが少なくありません。柔らかい果肉とジューシーな味わいで、春先に出回ります。
清見の血を引く品種は幅広く、味わいの系譜を広げてきました。代表的なものを知っておくと、系統のつながりが見えてきます。
- せとか
- 不知火(デコポン)
- はるみ
- はれひめ
せとか
とろけるような食感で人気を集めているのがせとかです。清見にアンコールを交配し、さらにマーコットを交配して生まれた品種で、複数の柑橘のよさを受け継いでいます。
せとかの持ち味は、濃厚な甘みととろけるような食感です。薄い皮の中にジューシーな果肉が詰まり、口の中でほどけるような味わいが楽しめます。高級柑橘として贈答用にも選ばれる一品です。
旬は冬の後半から春先にかけてで、寒い時期の食卓を彩ります。甘さを重視してみかんを選びたいときの、有力な候補になるでしょう。
不知火(デコポン)
ヘタの部分が盛り上がった独特の形で知られるのが不知火(しらぬい)です。清見とポンカンの交配で生まれた品種で、甘みの強さと食べごたえが魅力になっています。
不知火は皮がむきやすく、袋ごと食べられる手軽さがあります。しっかりとした甘みとほどよい酸味のバランスがとれており、冬から春にかけて長く楽しめるのが特徴です。
一定の品質基準を満たしたものは「デコポン」という登録商標名で販売されます。つまり同じ品種でも、基準を満たすかどうかで店頭での呼び名が変わるというわけです。
紅まどんな・甘平など愛媛の重点品種
愛媛県が力を入れて育ててきたのが、紅まどんなや甘平(かんぺい)です。独自の食感と高い糖度を持つ重点品種として注目を集めています。
紅まどんなは、南香と天草をかけ合わせて生まれた愛媛県だけのオリジナル品種です。果皮が薄く、紅い果肉はゼリーのようにとろとろでなめらかです。出回りは11月下旬から始まり、冬のギフトとしても選ばれています。
甘平も愛媛県のオリジナル品種で、薄皮が薄く糖度が高いのが持ち味です。パリッとした果肉の食感と濃い甘みをあわせ持ちます。冬から春にかけて出回るので、甘いみかんを求める方はぜひ探してみてください。
そのほかの注目品種
代表品種以外にも、味わい深い柑橘は数多くあります。みかんに近い食べやすさを持つ品種から、酸味が穏やかなものまで幅広く存在します。
はれひめは、味や香りに優れた新品種として紹介されており、みかんに近い食べやすさとオレンジの香りをあわせ持つのが魅力です。皮がむきやすいので、香りのよさを気軽に楽しめます。
- 伊予柑:甘みと酸味のバランスがよいとされる
- ポンカン:甘みが強く香りが豊かとされる
- 河内晩柑:酸味が穏やかとされる
みかんの種類を旬の時期で整理

品種一覧では「品種から旬」の順で情報を整理しました。ここでは視点を変えて、「時期から品種」の逆引きで整理します。今の季節に食べごろの品種がひと目で分かるカレンダーとして活用してください。
季節 | 時期の目安 | 代表的な品種 |
秋 | 9〜11月ごろ | 極早生みかん・ゆら早生・宮川早生 |
冬 | 12〜2月ごろ | 青島温州・紅まどんな・甘平・不知火 |
春 | 3〜5月ごろ | 清見・せとか・河内晩柑 |
秋に出回る品種|9〜11月ごろ
秋は温州みかんのシーズンが幕を開ける時期です。温州みかんの収穫は9月から12月にかけて行われ、極早生から順に店頭に並びます。
温州みかんは極早生から晩生まで収穫時期がずれているため、品種が次々と入れ替わっていきます。秋の間だけでも味わいが少しずつ変化していく点が魅力です。早い時期は極早生みかんやゆら早生が、秋の中心は宮川早生が担います。
この時期のみかんには、皮に緑色が残るものも見かけます。色づきが浅くても甘みが乗ったものもあるので、見た目だけで判断しないでください。
冬が旬の品種|12〜2月ごろ
冬はみかんの種類が最も豊富になる時期です。普通温州が本格的に出回るほか、高級品種も加わって選択肢が広がります。甘みの濃いみかんを求めるなら、この季節が狙い目でしょう。
青島温州をはじめとする普通温州は、12月以降に出回ることが多くなります。貯蔵を経て甘みが増したみかんが並び、冬本番の食卓を支えてくれます。濃厚な味わいで、食べごたえも十分です。
高級品種の登場も冬の楽しみのひとつです。紅まどんなや甘平など愛媛の品種が加わり、ゼリーのような食感や高い糖度を味わえます。不知火も冬から出回り始めます。
春まで味わえる品種|3〜5月ごろ
みかんのシーズンは冬で終わりではありません。交配品種が春の柑橘を担い、暖かくなってからも新しい味わいに出会えます。冬とは違った香りや食感が楽しめる時期です。
清見やせとかなどのタンゴール類は、冬の後半から春先にかけて旬を迎えます。オレンジの香りをあわせ持つ品種が多く、みかんとはひと味違う風味が特徴です。とろけるような食感の品種もこの時期に楽しめます。
甘いみかんを見分けるチェックポイント

売場で甘いみかんを選ぶには、見た目のポイントを押さえることが役立ちます。ここでは皮の色・ヘタの大きさ・皮の表面という3つの見分け方を解説します。パッと見て判断できるコツなので、買い物のときに使ってください。
- 皮が濃い橙色で、ふかふかせず張りがある
- ヘタが小さめで、少し枯れている
- 皮の表面がつるっとしてなめらか
皮の色とハリで選ぶ
甘いみかんを選ぶ最初の目印は、皮の色とハリです。濃い橙色で張りのあるものが、おいしいみかんの目安とされています。色づきの深さが、選ぶときの手がかりになります。
反対に、皮がふかふかと浮いているものは避けたほうが無難です。皮と実の間にすき間ができていると、水分が抜けかけている場合があります。手に取ったときの張り具合を確かめてみてください。
同じ棚に並んでいても、色の濃さには意外と差があります。数個を見比べてから選ぶだけで、当たりを引く確率は上がります。
ヘタの大きさで見分ける
次に注目したいのがヘタの大きさです。ヘタが小さめで、少し枯れているものが目安とされています。ヘタは果実と枝をつないでいる部分で、選ぶときの分かりやすい目印になります。
売場で気になるみかんがあったら、裏返してヘタを見比べてみてください。大きく太いヘタのものよりも、小ぶりなものを選んでみましょう。ヘタが少し枯れているのは、食べごろのサインとされています。
皮の表面のなめらかさを見る
3つ目のポイントは、皮の表面のなめらかさです。つるっとしてきめの細かいものが目安とされています。みかんの皮の表面には小さな粒がありますが、この粒が細かいものを選びましょう。
ざらつきが強いものや、でこぼこが目立つものは避けるのが無難です。皮の状態は、育ち方や水分の抜け具合を映していると考えられます。
みかんを長持ちさせる保存のコツ

みかんは保存方法によって、おいしく食べられる期間が変わります。ここでは常温・冷蔵・冷凍それぞれの保存方法と、カビが生えたときの対処を解説します。箱買いしたみかんを最後まで楽しむための基本を押さえてください。
保存方法 | 適した場所・条件 | ポイント |
常温 | 8〜10℃程度・直射日光を避ける | 重ねずに風通しよく置く |
冷蔵 | 冷蔵庫の野菜室 | より長持ちする傾向がある |
冷凍 | 丸ごと冷凍する | 半解凍で食べる |
常温で保存する場合
みかんの基本は常温での保存です。8〜10℃程度の涼しい場所に、重ならないように置くのがよいとされています。保存期間の目安は2〜3週間です。
みかんは湿気に弱いため、直射日光を避けつつ風通しのよい場所を選びましょう。メッシュのカゴなどに重ねずに入れておくと、傷みにくくなります。箱のまま置くときは、ふたを開けて通気を確保してください。
箱買いしたときは、底のみかんから傷みやすい傾向があります。ときどき上下を入れ替えてチェックすると、傷みに早く気づけます。傷んだものを見つけたら、その都度取り除いてください。
冷蔵・冷凍で保存する場合
より長く保存したいときは、冷蔵や冷凍を活用します。冷蔵庫の野菜室に入れると、より長持ちする傾向があります。乾燥を防ぐため、ポリ袋などに入れてから野菜室に置くと安心です。
冷凍する場合は、そのまま丸ごと凍らせて半解凍で食べるとシャーベットのような食感になります。凍らせたみかんは夏場のおやつにもぴったりです。
なお、少し酸っぱいみかんは涼しい場所で貯蔵すると、クエン酸が分解されて口当たりがまろやかになります。すぐに食べずに、数日置いてから味を見るのもひとつの方法です。
カビが生えたみかんは廃棄する
カビが生えたみかんは、迷わず廃棄してください。カビた部分を削れば食べられる、ということはありません。見た目に問題がなさそうな部分でも、口にしないでください。
カビが生えたみかんのそばにあったものも、早めに確認しましょう。カビは周囲に広がりやすいため、隣接していたみかんは状態をよく見る必要があります。少しでも傷みやカビの兆しがあるものは、あわせて取り除いてください。
箱買いしたみかんは重なり合っているぶん、1つの傷みが周囲に及びやすくなります。定期的に状態をチェックして早めに取り除けば、残りをおいしく食べ切れます。
子どもが食べやすいみかんの種類と与え方

みかんは子どものおやつにも取り入れやすい果物です。ここでは子ども向きの品種の特徴、薄皮や筋が苦手な子への工夫、小さな子どもへの安全な食べさせ方を解説します。
薄皮が薄く酸味の少ない品種を選ぶ
小さな子どもには、薄皮が薄く酸味の少ない品種が向いています。
品種の詳しい特徴は前の章で解説したとおりですが、子ども向きのものには共通した傾向があります。
- 甘平:薄皮が薄く糖度が高い
- 紅まどんな:ゼリーのような食感
- せとか:濃厚な甘みととろける食感
いずれも薄皮が薄く、口の中に残りにくいのが共通点です。酸味が控えめで甘みがしっかりしているため、酸っぱいものが苦手な子にも向いています。
白い筋や薄皮が苦手な子への工夫
白い筋や薄皮を嫌がる子どもには、下ごしらえの工夫が役立ちます。取り除いたり果汁を活用したりすることで、食べやすさが変わります。子どもの好みに合わせて調整してみてください。
薄皮の食感が苦手な場合は、いくつかの方法があります。
- 白い筋を丁寧に取る
- スプーンですくって食べさせる
- 搾った果汁をゼリーやヨーグルトに混ぜる
白い筋は手やスプーンで取り除けます。薄皮の食感も苦手な場合は、果肉をスプーンですくう方法が便利でしょう。搾った果汁をヨーグルトに混ぜれば、みかんの風味を手軽に取り入れられます。
小さな子どもに与えるときの安全な食べ方
小さな子どもにみかんを与えるときは、安全への配慮が欠かせません。房を小さく分けて、よく噛ませることが大切です。丸ごと与えると、幼い子どもは窒息する恐れがあります。
事故は5歳以下の子どもに多く起きているため、家庭でも次の点に気をつけてください。
- 食品を小さく切り、食べやすい大きさにする
- よく噛んで食べさせる
- 姿勢を正し、食べることに集中させる
みかんの房は小さく分け、よく噛める大きさにしてから与えましょう。食べている間に走ったり笑ったりすると、誤って吸い込む危険があります。離乳食期のお子さんに初めて与えるときは、かかりつけの医師に相談してください。
みかんに関するよくある質問

本編で触れきれなかった周辺の疑問をまとめます。みかんとオレンジの違いから、デコポンと不知火の関係、白い筋の正体まで、買い物中にふと気になる点を短く解説します。
みかんとオレンジは何が違う?
みかんとオレンジは、どちらもミカン科に含まれますが分類上は別の系統です。
食べ方にも違いがあります。温州みかんは手で皮をむきやすく、袋ごと食べられるのが特徴です。一方でオレンジは皮が厚いため、ナイフで切って食べることが多くなります。
「デコポン」と「不知火」は同じもの?
デコポンと不知火は、もとをたどれば同じ品種です。不知火は清見とポンカンの交配で生まれた品種で、そのうち一定の品質基準を満たしたものに「デコポン」という登録商標名が使われます。
つまり品種としては不知火であり、基準を満たしたものがデコポンとして販売されるという関係です。売場で名前が違っても、中身は同じ品種と考えて差し支えありません。呼び名の仕組みを知っておくと、選ぶときに迷わずにすみます。
みかんの白い筋は何でできている?
みかんの白い筋は、維管束(いかんそく:植物の中で水分や養分を運ぶ管)の集まりです。実のひと粒ひと粒が、袋の外側にあるこの白い筋とつながっています。果実に水分や養分を送り届けるための、いわば通り道といえます。
食感が気にならなければ、そのまま食べても差し支えありません。苦手な場合は、手やスプーンで取り除いてから食べてください。
まとめ
柑橘類の分類から品種ごとの特徴と旬、甘いみかんの選び方、保存のコツ、子どもへの与え方まで、みかんの種類にまつわる情報を整理しました。季節ごとに品種を変えて楽しむと、長いシーズンを通してさまざまな味わいに出会えます。
- 温州みかんは収穫時期で早生と普通に分かれる
- 交配品種には清見・せとか・不知火などがある
- 甘いみかんは色・ヘタ・皮の表面で見分ける
- カビが生えたみかんは削らず廃棄する
ロピアの青果売場では、旬を迎えた温州みかんから、紅まどんなや甘平といった食べごたえのある品種まで、季節に合わせてご用意しています。高品質なものをお求めやすい価格でお届けしていますので、家族の好みに合わせた旬のみかんをぜひロピアで手に取ってみてください。
※本記事は情報提供を目的としており、掲載内容の正確性・完全性・最新性について保証するものではありません。ご利用にあたっては、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。
※商品価格や品揃えは店舗・仕入れ状況により異なります。

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