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栗の茹で方は簡単3ステップ|甘くほくほくに仕上げる茹で時間と皮むきのコツ

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栗の茹で方は簡単3ステップ|甘くほくほくに仕上げる茹で時間と皮むきのコツ
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武田宏輔

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。

生栗を手に入れたものの、茹で方がわからず戸惑ってしまうことはありませんか。

「前に茹でたらパサパサで甘くなかった」「皮がうまく剥けずに苦労した」といった経験がある方も多いはずです。

この記事では、『食生活♥♥ロピア』が下処理・茹で・冷ましの簡単3ステップで、甘くほくほくに仕上がる栗の茹で方を解説します。

皮をきれいに剥くコツ、おいしい栗の見分け方、保存方法まで1記事でわかる内容です。旬の栗を家庭で味わいたい方は、ぜひ参考にしてください。

栗の茹で方は下処理・茹で・冷ましの簡単3ステップ

栗の茹で方は下処理・茹で・冷ましの簡単3ステップ

栗の茹で方は、大きく3つのステップに分けられます。まず傷みや虫食いのある栗を取り除き、沸騰した湯で中火で茹で、茹で汁に浸したまま冷ます流れです。

茹で方の3ステップ
  • ステップ1:傷みや虫食いの栗を見分けて取り除く
  • ステップ2:沸騰した湯に入れて中火で40〜50分茹でる
  • ステップ3:茹で汁に浸したまま冷ます

傷みや虫食いの栗を見分けて取り除く

茹でる前に、傷んだ栗や虫食いの栗を取り除きましょう。表面が白っぽくなっていたり、座(栗の底にある平らでざらついた部分)が黒くなっていたりする栗は、虫食いや病気の可能性があります。

見分けるときは、次のような特徴に注目してください。

取り除く栗の特徴
  • 表面が白っぽくなっている
  • 座が黒くなっている
  • 指で押すとブカブカする

取り除く作業と合わせて、栗の汚れも落としておきます。栗をボウルに入れてしばらく水に浸けておくと、表面の汚れが取れやすくなりますよ。

水に浮いてくる栗は、中身が痩せていたり虫が入っていたりすることがあります。気になるものは、割って確認するか、思い切って取り除いておくと安心です。

沸騰した湯に入れて中火で40〜50分茹でる

茹でるときは、沸騰した湯に生栗を入れ、中火で40分から50分が基本です。鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、しっかり沸騰してから栗を入れてください。

強火で一気に加熱するのではなく、中火でじっくり火を通すのがポイントです。茹でている間は湯が少なくなりすぎないよう、ときどき鍋の様子を見ておくと安心です。

好みで少量の塩を加えると、ほんのりした塩けが栗の甘みを引き立ててくれます。塩なしでも問題ないので、お好みで調整してみてください。

茹で汁に浸したまま冷ます

茹で上がったら、すぐに湯を捨てないのがポイントです。火を止めたら、そのまま茹で汁に浸した状態で粗熱が取れるまで冷まします。

こうして冷ますと、実に水分が残ってしっとり仕上がりやすいと言われています。反対に急いで湯を切ってしまうと、水分が抜けてパサつく原因になりかねません。

粗熱が取れたら茹で汁を切り、冷蔵庫へ移してください。

栗を甘くほくほくに茹でるコツ

栗を甘くほくほくに茹でるコツ

栗を甘くほくほくに仕上げるには、いくつかコツがあります。ここでは、加熱の仕方・冷まし方・茹でる前の保存という3つの視点から、おいしく仕上げるポイントを紹介します。

じっくり加熱して甘みを引き出す

甘くほくほくに仕上げる鍵は、中火で40〜50分かけてゆっくり火を通すことです。強火で一気に茹でると、中心まで火が通らないうちに表面だけが煮崩れてしまうことがあります。

時間をかけて加熱すると、甘みが引き出され、ほくほくした食感に仕上がりやすいと言われています。早く食べたくて火を強めたくなりますが、ここはゆっくり待つのが近道です。

甘く仕上げるための加熱のコツを整理します。

加熱のコツ
  • 火加減は中火を保つ
  • 40〜50分かけてじっくり茹でる
  • 強火で一気に加熱しない

茹で汁ごと冷まして仕上げる

仕上がりを左右するのが、火を止めたあとの冷まし方です。茹で汁に浸したままゆっくり冷ますと、実がしっとりして口当たりがよくなります。

湯からすぐに引き上げると、湯気とともに水分が飛んでパサつきやすくなります。急がずに鍋ごと置いておくだけでよいので、手間はかかりません。

茹でる前にチルド室で保存しておく

すぐに茹でない場合は、チルド室(0度付近の低温を保つ冷蔵庫内のスペース)で少し寝かせてから茹でるとよいでしょう。栗には、低温に置かれるとでんぷんが糖に変わる性質があります。

ただし、農林水産省が示す家庭での保存の目安は1週間程度です。長く置きすぎず、日持ちする範囲で数日寝かせてから茹でるくらいがちょうどよいですね。

保存するときは、ポリエチレン製の袋に入れ、袋の口は縛らず折るだけにしてチルド室へ入れます。0度付近を保つのがポイントです。

栗の茹で時間の目安

栗の茹で時間の目安

栗の茹で時間の調整は、基本さえ押さえれば難しくありません。ここでは、栗の大きさに応じた時間の調整と、火の通りを確かめる方法を解説します。

栗の大きさに応じて時間内で調整する

基本の茹で時間は、中火で40〜50分です。栗の大きさに合わせて、この範囲の中で調整するとちょうどよく仕上がります。

小さめの栗は短めに、大きめの栗は長めにするのが目安とされています。

大きさ別の目安
  • 小さめの栗は40分付近
  • 大きめの栗は50分付近

茹ですぎると実が崩れやすくなるため、40〜50分の範囲で様子を見ながら加熱してください。

1粒割って火の通りを確認する

茹で時間はあくまで目安なので、実際に火の通りを確認すると安心です。1粒取り出して半分に割り、断面の色を見てみてください。

中心まで均一に黄色くなっていれば、火が通っている合図です。中心が白っぽく残っているようなら、もう少し茹で時間を延ばしましょう。

取り出した栗は非常に熱いため、トングやスプーンを使って扱い、少し冷ましてから割ると安全です。

圧力鍋・電子レンジ・オーブンで栗を加熱するときの注意点

圧力鍋・電子レンジ・オーブンで栗を加熱するときの注意点

圧力鍋を使えば茹で時間を短縮できますが、安全のために押さえておきたい点があります。ここでは、圧力鍋を使うときの確認事項と、電子レンジ・オーブンで加熱する場合の注意点を解説します。

加圧時間は機種の取扱説明書に従う

圧力鍋で茹でると、通常より短い時間で火が通ります。ただし加圧時間や操作手順は機種ごとに異なるため、必ず取扱説明書を確認してから調理してください。

説明書に従わずに使うと、思わぬ事故につながることがあります。加圧時間や火加減は、お使いの圧力鍋の指示に沿って設定するのが基本です。

栗を入れすぎると、蒸気口を塞いでしまう危険があります。鍋の容量に対して詰め込みすぎないよう、余裕を持った量で調理しましょう。

電子レンジやオーブンで加熱する場合は切り込みを入れる

電子レンジや電気オーブンで栗を加熱する場合は、切り込みが欠かせません。切り込みを入れずに加熱すると、栗の内部が高圧になって破裂する危険があります。

安全に加熱するための手順を確認しておきましょう。

切り込みの入れ方
  1. 栗の座から頭に向けて包丁を当てる
  2. 半周程度以上の長さで切り込みを入れる
  3. 渋皮に達する深さまでしっかり切る

切り込みなしでの電子レンジ加熱は行わないでください。加熱直後も内部が高圧になっているため、取り出すときにも気をつけましょう。

栗の皮をきれいに剥く手順

栗の皮をきれいに剥く手順

栗の皮は、外側の鬼皮と内側の渋皮という2層に分かれています。ここでは、鬼皮の剥き方・渋皮の剥き方・そのまま食べる場合の方法を、用途に合わせて解説します。

料理や菓子に使うなら、茹でる前に生栗の鬼皮、渋皮の順に剥くのが手軽です。40〜50分茹でた栗をそのまま味わうなら、縦半分に切ってスプーンですくう方法もありますよ。

熱湯に10分つけてから鬼皮を剥く

料理や菓子に使う場合は、外側の鬼皮から剥きます。生栗を熱湯に10分つけておくと、鬼皮がやわらかくなって剥きやすくなります。

鬼皮とは、栗の一番外側にある硬い皮のことです。手順は次のとおりです。

鬼皮の剥き方
  1. 生栗を熱湯に10分つけておく
  2. 包丁で座から頭に向けて切り込みを入れる
  3. 切り込みから手で鬼皮を剥く

包丁を使う工程では、手を切らないよう注意してください。熱湯から取り出した栗も熱いので、やけどにも気をつけながら作業しましょう。

鬼皮を剥いた栗を1〜2分茹でて渋皮を剥く

鬼皮を剥いたら、内側の渋皮を剥いていきます。渋皮は実を包む薄い茶色の膜で、鬼皮を剥いた栗を1〜2分茹でてから剥くときれいに取れます。

渋皮は温かいうちのほうが剥きやすいです。手順は以下のとおりです。

渋皮の剥き方
  1. 沸騰した湯に鬼皮を剥いた栗を入れ、1〜2分茹でる
  2. 火を止めて鍋から出す
  3. 手で触れるくらいに温度が下がるまで待つ
  4. 手で渋皮を剥く

茹でたての栗はとても熱いため、必ず手で触れるくらいまで冷めてから剥いてください。

半分に切ってスプーンですくう方法もある

茹でた栗をそのまま食べる場合は、皮を剥かない方法もあります。包丁で縦半分に切り、スプーンで中身をすくって食べれば、皮を剥く手間が省けます。

一般的に栗の皮だと思われている鬼皮は、ほかの果物でいう果肉に当たる部分です。鬼皮だけを剥いた渋皮つきのものが、栗の種にあたります。

この方法なら鬼皮も渋皮も剥く必要がなく、手間を省けます。茹でたての栗は熱いため、包丁で切るときもやけどに注意してください。

おいしい栗は6つのポイントで見分けよう!

おいしい栗は6つのポイントで見分けよう!

おいしい栗を選ぶには、チェックポイントを知っておくと役立ちます。ここでは、鮮度のよい栗を見分ける6つの基準と、避けたい栗の特徴を解説します。

鬼皮に張りがあり茶色が濃いものを選ぶ

鮮度のよい栗は、鬼皮の状態でおおよそ見分けられます。鬼皮に張りがあって茶色が濃く、指で押してもブカブカしない栗が新鮮な目印です。

農林水産省は、おいしい栗の見分け方として6つの基準を挙げています。

おいしい栗の6つの基準
  • 鬼皮に張りがある
  • 鬼皮の茶色が濃い
  • 指で押してもブカブカしていない
  • 白いブツブツがついていない
  • 座に黒っぽい箇所がない
  • 座がベトベトしていない

参考:農林水産省「知って得する「栗」のこと」

どれも店頭で確認しやすいポイントです。買い物のときにさっと使えるチェックリストとして活用してみてください。

指で押してブカブカしないか確認する

手に取ったときの感触も、選ぶときの手がかりになります。指で軽く押して沈むような手応えがある栗は、中身が痩せていたり虫食いだったりする可能性があります。

新鮮な栗は水分をしっかり含んでいるので、押しても硬く締まった手応えがあるはずです。反対に、鮮度が落ちた栗は水分が抜けて中身がスカスカになりがちです。

選ぶときは、表面に張りがあってしっかり硬いものを手に取ってください。いくつか持ち比べてみると、状態の違いがわかりやすくなります。

座が黒い栗や白いブツブツがある栗は避ける

栗の底にある座も、状態を見分ける手がかりです。座が黒っぽい栗や、座がベトベトしている栗は、傷みや病気のサインのため避けましょう。

虫に食べられた栗や病気の栗は、表面が白っぽくなったり、座が黒くなったりします。

白いブツブツがついているものも、選ぶときは避けてください。座は見落としやすい部分なので、栗を裏返してしっかり確認しておくと安心です。

栗の保存方法

栗の保存方法

栗は傷みやすいため、保存方法と保存期間を知っておくことが大切です。ここでは、生栗をチルド室で保存する手順・保存できる期間の目安・茹でた栗の扱い方を解説します。

生栗はチルド室で0度付近に保存する

生栗を保存するときは、チルド室を使うのが基本です。ポリエチレン製の袋に入れ、口は縛らず折るだけにして、0度付近のチルド室で保存します。

保存の手順を確認しておきましょう。

チルド室での保存手順
  1. 生栗をポリエチレン製の袋に入れる
  2. 袋の口は縛らず折るだけにする
  3. 冷蔵庫のチルド室に入れて0度付近で保存する

口を縛らず折るだけにするのは、袋の中に適度な空気を通すためです。0度付近の低温で保存することで、鮮度を保ちやすくなります。

保存できるのは1週間程度が目安

チルド室で保存しても、日持ちには限りがあります。この方法で保存できるのは1週間程度が目安のため、できるだけ早く食べきってください。

栗は傷みやすいので、手に入れたら早めに調理する予定を立てておくとよいでしょう。

保存期間を過ぎた栗や、異臭・変色がある栗は食べずに処分してください。

茹でた栗も早めに食べきる

茹でた栗も、生栗と同じく早めに食べきるのが基本です。保存する場合は水気をしっかり切ってから冷蔵庫に入れ、早めに食べきります。

茹でた栗を常温で放置すると、傷みの原因になります。粗熱が取れたら、そのまま置かずに冷蔵庫へ移してください。

まとめて茹でた場合は、使いやすい量に分けておくと便利です。

栗に関するよくある質問

栗に関するよくある質問

ここでは、本編で触れきれなかった栗にまつわる疑問にお答えします。電子レンジ加熱やカビ、皮の違い、調理法の選び方など、気になりやすい点を補足します。

栗は電子レンジで加熱できる?

切り込みを入れずに電子レンジで加熱するのは避けてください。切り込みなしで加熱すると、栗の内部から急速に加熱されて数分で破裂する可能性があります。

加熱するなら、栗の半周程度以上の長さで、渋皮に達する深さの切り込みを入れてください。加熱直後も内部が高圧になっているため、取り出すときにも注意が必要です。

茹でた栗にカビが生えたら食べられる?

カビが生えた栗は、食べずに処分してください。農林水産省によると、かび毒は熱に強いものが多く、ゆでる・焼くなどの通常の調理条件では分解しません。

一部を取り除けば大丈夫と考えず、カビが見つかった栗は全体を処分するのが安全です。保存するときは水気をしっかり切り、早めに食べきることでカビの発生を防ぎやすくなります。

参考:農林水産省「食品のかび毒に関する情報」

栗の鬼皮と渋皮はどう違う?

鬼皮は外側の硬い皮、渋皮は内側の薄い茶色の膜です。一般的に栗の皮だと思われている鬼皮はほかの果物でいう果肉に当たる部分で、渋皮つきの状態が種に相当します。

料理や菓子の材料にする場合は、外側の鬼皮、中の渋皮の順に剥きます。

茹でるのと蒸すのではどちらがおすすめ?

茹でるか蒸すかは、好みや用途に合わせて選べます。一般的に、茹でるとしっとりした仕上がり、蒸すとほくほくした仕上がりになると言われています。

公的機関による比較データはないため、どちらが優れているとは言い切れません。栗ごはんやペーストに使うならしっとりした仕上がり、そのまま味わうならほくほくした仕上がりというように、作りたい料理に合わせて選ぶとよいでしょう。

茹でた栗はどんな料理に使える?

茹でた栗は、主菜からデザートまで幅広い料理に使えます。皮を剥いてそのまま加えるだけで、季節感のある一品に仕上がります。

代表的な使い道は次のとおりです。

茹で栗を使った料理の例
  • 栗ごはん
  • 栗きんとん
  • サラダのトッピング
  • ペースト
  • スイーツの材料

ペーストにしておくと、パンに塗ったり、お菓子作りに使ったりできて便利ですよ。用途に合わせて剥き方を選べば、料理の幅がぐっと広がります。

まとめ

栗の茹で方は、下処理・中火で40〜50分茹で・茹で汁ごと冷ましの3ステップで完成します。甘みを引き出すコツや皮の剥き方、保存の仕方まで押さえておけば、旬の栗を家庭で手軽に楽しめます。

この記事のポイント
  • 傷みや虫食いの栗を取り除き、中火で40〜50分茹でる
  • 茹で汁に浸したまま冷ますとしっとり仕上がりやすい
  • 保存はチルド室で0度付近に置き、1週間程度で食べきる

ロピアでは、旬の時期においしい栗をお求めやすい価格でご用意しています。甘くほくほくの栗ごはんや栗きんとんを楽しみたいときは、ぜひロピアの青果売場をのぞいてみてください。



※本記事は情報提供を目的としており、掲載内容の正確性・完全性・最新性について保証するものではありません。ご利用にあたっては、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。

※商品価格や品揃えは店舗・仕入れ状況により異なります。

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