食のテーマパーク こちらがロピア

落花生の茹で方を徹底解説!塩の量や茹で時間、圧力鍋の手順を紹介

|
シェア
落花生の茹で方を徹底解説!塩の量や茹で時間、圧力鍋の手順を紹介
user
武田宏輔

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。

生の落花生を手に入れたものの、茹で方がわからず戸惑っていませんか。水から茹でるのか、お湯から茹でるのか、塩の量や茹で時間に迷う方もいるでしょう。

この記事では、『食生活♥♥ロピア』が鍋で茹でる基本の手順や、茹で始めるタイミングによる方法の違いを解説します。

圧力鍋の使い方や保存時の注意点も紹介するので、旬の生落花生を味わう際の参考にしてください。

落花生の茹で方|基本の手順は5ステップ

落花生の茹で方|基本の手順は5ステップ

殻付きの生落花生は、生のままでは食べられないため必ず加熱調理してから食べる食材です。塩茹では、泥を洗い落としてから水気を切るまで、5つのステップで進めます。

ここでは、初めての方でも順を追って進められるよう、各手順を分けて解説します。

STEP1.殻に付いた泥をこすり洗いで落とす

最初の工程は、殻の表面に付いた泥を落とすことです。殻付きの落花生は土の中で育つため、収穫直後は殻に泥や砂が付着しています。

汚れが残ったまま茹でると茹で汁が濁りやすくなるため、水を流しながら殻同士をこすり合わせて洗いましょう。ボウルにためた水の中で数回もみ洗いすると、殻の溝に入り込んだ泥も落ちやすくなります。

洗い終わったら、水が透明になるまで数回すすいでください。

STEP2.塩水を沸騰させる

鍋に落花生が十分に浸かる量の水と塩を入れて、火にかけましょう。塩は水量に対して約3%が目安です。

この段階では、落花生はまだ鍋に入れません。塩水が沸騰したら、次の工程で洗った落花生を加えてください。

STEP3.沸騰後に落花生を入れて40〜50分茹でる

農林水産省の千葉県ページにある「飲食方法」では、水に対して約3%の塩を加えて沸騰させ、殻付きの落花生を入れて40〜50分ほど茹でる手順が紹介されています。なお、同じページの「作り方」欄には、水、落花生、塩を一緒に火にかけ、沸騰後30分ほど茹でる別の手順も掲載されています。

茹でている間は湯が蒸発して水位が下がることがあり、落花生が湯から出てしまうと火の通りにムラが出るため、途中で湯が足りなくなったら熱湯を足して調整してください

火加減は、吹きこぼれない程度の中火にしましょう。長めに茹でるほど中の実は柔らかく仕上がっていきます。

参考:農林水産省「ゆで落花生 千葉県 うちの郷土料理

STEP4.30分を過ぎたら硬さを確認する

30分を過ぎたころから、時々1つ取り出して硬さを確認しましょう。好みの食感になっているかをたしかめながら、茹で時間を調整してください。

取り出した落花生は熱いため、粗熱を取ってから殻を割り、実を食べて硬さをたしかめるのがおすすめです。まだ芯が残っていると感じたら、数分ずつ追加で茹でて再度確認しましょう。

落花生の大きさや鮮度によっても火の通り具合は変わります。時間だけに頼らず実際に味見をして仕上げることで、好みの硬さに近づけられます。

STEP5.ザルに上げて水気を切る

好みの硬さになったら火を止め、ザルに上げて水気を切りましょう。

ザルに広げて数分置くと、殻の表面の水気が自然に切れていきます。急いで食べたいときは、キッチンペーパーで軽く押さえると水分を取りやすくなるので試してみてください。

水気を切ってから器に盛ると、殻がべたつかず食べやすく仕上がります。すぐに食べない分は、この後に紹介する方法で保存しましょう。

落花生はレシピによって茹で始めるタイミングが異なる!

落花生はレシピによって茹で始めるタイミングが異なる!

落花生の茹で方には、水と一緒に火にかける方法と、塩水を沸騰させてから入れる方法があります。公的機関が紹介するレシピにも両方の手順があり、どちらか一方だけが正しいわけではありません。

ただし、茹で始めるタイミングによる食感や加熱時間の違いは、紹介されているレシピだけでは比較できません。どちらが優れているかではなく、手順の違いとして捉えましょう。

水から茹でる方法

水から茹でる場合は、洗った落花生、水、塩を鍋に入れてから火にかけましょう。農林水産省が紹介する神奈川県のレシピでは、落花生が浸かる量の水と塩を加え、50分ほど茹でます。

茹で時間は落花生の大きさや鮮度、鍋の種類によって変わります。途中で1つ取り出し、好みの硬さになっているか確認してください。

参考:農林水産省「茹で落花生 神奈川県 うちの郷土料理

沸騰した塩水に入れる方法

お湯で茹でる場合は、水に塩を加えて沸騰させてから、洗った落花生を入れましょう。農林水産省が紹介する千葉県のレシピでは、沸騰した塩水に落花生を加え、40〜50分ほど茹でます。

落花生を入れると湯の温度が下がるため、再び沸騰してから吹きこぼれない程度の火加減を保ちます。30分を過ぎたころから硬さを確認しましょう。

茹で方の違いは、以下のとおりです。

項目

水から茹でる方法

沸騰した塩水に入れる方法

落花生を入れるタイミング

水と塩を入れるとき

塩水が沸騰した後

紹介されている茹で時間

50分ほど

40〜50分ほど

仕上がりの確認方法

途中で取り出して硬さを確認する

30分以降に取り出して硬さを確認する

どちらの方法でも、時間だけで仕上がりを判断せず、実際の硬さを確認することが大切です。

落花生の茹で時間と食感の目安

落花生の茹で時間と食感の目安

ここでは、鍋で茹でる際の時間の目安と、レシピによって茹で時間に差が出る理由を解説します。

30分以降に硬さを確認しながら40〜50分茹でる

農林水産省の千葉県ページにある「飲食方法」では、落花生を40〜50分ほど茹で、30分を過ぎたころから硬さを確認します。

確認するときは、落花生を1つ取り出し、粗熱を取ってから殻を割ります。まだ硬い場合は、数分ずつ追加で茹でてください。

経過時間ごとの目安は、以下のとおりです。

経過時間の目安

確認すること

30分以降

1つ取り出し、粗熱を取ってから硬さを確認する

40〜50分

基本の茹で時間の目安

50分以降

まだ硬い場合に数分ずつ追加で茹でる

好みの硬さになったら、ザルに上げて水気を切ります。茹で時間だけで判断せず、実際に食感を確認して仕上げることが大切です。

レシピにより茹で時間には幅がある

茹で時間はレシピによって幅があります。農林水産省の千葉県ページにある「飲食方法」では40〜50分、神奈川県ページのレシピでは50分ほどと紹介されています。なお、千葉県ページの「作り方」欄では、沸騰後30分ほどと記載されています。

この幅が生まれるのは、落花生の品種や大きさ、鮮度、鍋の状態などの条件が一定ではないためです。同じ時間でも仕上がりが変わることがあるので、数値はあくまで基準として使います。

しっかり加熱されていることを確認してから食べることが大切です。生のまま食べないよう、味見の段階で中まで火が通っているかをたしかめてください。

落花生の茹で方

落花生の茹で方

農林水産省の千葉県ページにある「飲食方法」では、水量に対して約3%の塩を使用します。水1Lの場合は、塩約30gが目安です。塩の種類によって大さじ1杯あたりの重量が異なるため、キッチンスケールで量ると正確です。

一方、神奈川県のレシピでは、落花生1kgに対して塩大さじ2とされています。

塩の量の目安
  • 千葉県の例:水量に対して約3%
  • 神奈川県の例:落花生1kgに対して塩大さじ2

水量を基準にする方法と、落花生の重量を基準にする方法は単純に比較できません。複数の基準を組み合わせず、採用するレシピに記載された分量を使用してください

初めて茹でる場合はレシピどおりの量を使い、次回以降に好みに合わせて調整すると失敗を減らせます。

落花生を圧力鍋で茹でる手順

落花生を圧力鍋で茹でる手順

圧力鍋を使うと、鍋で50分ほどかかる茹で時間を大幅に短縮できます。神奈川県のレシピでは、鍋で50分ほど茹でるところを圧力鍋なら10分ほどで茹で上がるとされています。ここでは、圧力鍋を使った茹で方を解説します。

圧力鍋での茹で方
  1. 洗った落花生と塩水を圧力鍋に入れる
  2. 加圧して10分程度茹でる
  3. 圧力が下がってから蓋を開け、硬さを確認する

STEP1.洗った落花生と塩水を圧力鍋に入れる

泥を洗い落とした落花生と塩水を、圧力鍋に入れましょう。塩の量は、使用するレシピに記載された分量に従ってください。

水の量は落花生がひたる程度にし、圧力鍋の最大容量を超えないようにすることが大切です。圧力鍋は内容量の上限が決まっているため、入れすぎないよう注意してください。

蓋を閉める前に、パッキンや蒸気口に汚れがないか確認します。準備が整ったら蓋をしっかり閉めて火にかけましょう。

STEP2.加圧して10分程度で茹で上がる

圧力がかかったら、その状態を保って10分程度加熱します。

加圧が始まったら火加減を弱め、圧力を保ちながら加熱を続けましょう。圧力鍋があれば、忙しい日でも短時間で茹でられます。

加熱が終わったら火を止め、次の工程で圧力が下がるのを待ちます。

STEP3.圧力が下がってから蓋を開けて硬さを確認する

加圧が終わったら、圧力が自然に下がるのを待ってから蓋を開けましょう。圧力が残ったまま蓋を開けると熱い蒸気でやけどをする恐れがあるため、必ず圧力が完全に下がったことを確認してください。

蓋を開けたら1つ取り出して硬さを確認します。粗熱を取ってから殻を割り、中の実に火が通っているかをたしかめてください。

まだ芯が残っていると感じたら、追加で加熱します。安全に食べるため、十分に加熱されていることを確認してください。

殻なし・乾燥落花生は商品表示を確認して調理しよう

殻なし・乾燥落花生は商品表示を確認して調理しよう

落花生には、殻付きの生落花生のほか、生のむき実、乾燥落花生、炒り・焙煎済みの商品があります。殻の有無だけでは、加熱が必要かどうかを判断できません。

商品名やパッケージに記載された加工状態、加熱の要否、調理方法を確認してから使用してください。

殻なし落花生は加工状態を確認する

殻なしの落花生には、生のむき実と、炒り・焙煎済みの商品があります。殻を取り除いてあることと、加熱済みであることは同じではありません。

パッケージに「生」「要加熱」などと記載されている場合は、商品の説明に従って加熱しましょう。「炒り落花生」「ロースト済み」などと記載されている商品は、基本的にそのまま食べられます。

見た目や実の柔らかさだけで加工状態を判断せず、表示を確認してください。

乾燥落花生は用途と調理方法を確認する

「乾燥落花生」という名称の商品にも、生の落花生を乾燥させたものや、すでに炒り・焙煎されたものがあります。水で戻す必要があるか、茹で調理に使用できるかは商品によって異なります。

茹で落花生を作る場合は、「生落花生」「茹で落花生用」など、用途が明記された商品を選ぶと、調理方法を判断しやすくなるでしょう。

商品の表示に調理方法が記載されていない場合は、販売元へ確認してください。

茹でた落花生の保存方法

茹でた落花生の保存方法

ここでは、茹でた落花生の保存方法について「冷蔵」「冷凍」に分けて解説します。

冷蔵する場合は早めに食べ切る

茹でた落花生を冷蔵する場合は、粗熱が取れた後に密閉容器へ入れ、早めに冷蔵庫へ移しましょう。冷えやすいよう、深い容器へ大量に詰め込まず、小分けにして保存してください

食べる前に、におい、見た目、ぬめりなどに異変がないかを確認します。保存してから時間が経ちすぎたものや、少しでも不安を感じるものは食べずに廃棄してください。

長く保存する場合は小分けして冷凍する

すぐに食べ切れない分は、粗熱を取ってから小分けにして冷凍しましょう。フリーザーバッグなどに入れ、できるだけ空気を抜いて密閉してください

保存袋には冷凍した日付を書いておくと、保存期間を管理しやすくなります。食べるときは必要な分だけ取り出し、用途に合わせて解凍または再加熱してください。

保存するときのポイント
  • 粗熱が取れたら早めに冷蔵または冷凍する
  • 冷凍する場合は小分けにする
  • 保存袋の空気を抜いて密閉する
  • 保存した日付を記載する
  • においや見た目に異変がある場合は食べない

落花生に関するよくある質問

落花生に関するよくある質問

落花生の茹で方について、本編で触れきれなかった疑問をまとめます。電子レンジの可否や薄皮の扱い、子どもへの注意点、料理への活用、旬の時期を中心に整理します。

落花生は電子レンジで茹でられる?

本記事で参照した農林水産省のページでは、電子レンジを使った調理手順は紹介されていません

鍋を使う場合は採用するレシピに従い、途中で硬さを確認してください。圧力鍋を使う場合は、使用する製品の取扱説明書を優先しましょう。

いずれの方法でも、取り出した落花生の粗熱を取ってから、中まで火が通っているかを確認してください。

茹でた落花生の薄皮は食べられる?

茹でた落花生の薄皮は、そのまま食べてもかまいません。食感が気にならなければ剥かずに食べられます

薄皮を剥きたい場合は、茹でた後のほうが剥きやすくなります。茹でることで薄皮が実からはがれやすくなるためです。

好みに合わせて、そのまま食べるか剥いてから食べるかを選んでください。料理に使うときも、見た目に合わせて剥くかどうかを調整できます。

落花生を子どもに食べさせるときの注意点は?

落花生を子どもに食べさせる際は、窒息とアレルギーの両方に注意が必要です。硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないよう、消費者庁が注意喚起しています。

また、落花生(ピーナッツ)は、アレルギー表示が義務付けられている特定原材料9品目の一つです。初めて食べさせる際にアレルギーが心配な場合は、事前にかかりつけ医へ相談してください。食後に体調の変化が見られた場合は、自己判断せず医療機関へ相談しましょう。

注意点を以下に整理します。

子どもに食べさせるときの注意
  • 5歳以下には硬い豆やナッツ類を食べさせない
  • 窒息が疑われたら、背部叩打法(背中をたたいて異物の排出を促す応急処置)などを速やかに行う
  • 落花生は特定原材料9品目の一つでアレルギーに注意する
  • 初めて食べさせるときは少量から試す

窒息が疑われる場合の応急処置の詳しい手順は、消費者庁の案内を確認してください。

参考:消費者庁「Vol.580 硬い豆やナッツ類は5歳以下の子どもには食べさせないで!

茹でた落花生はどんな料理に使える?

茹でた落花生は、そのまま食べるだけでなく幅広い料理に活用できます。炊き込みご飯やサラダ、和え物、炒め物などに使えるのが特徴です。

炊き込みご飯に入れるとホクホクした食感が加わり、サラダや和え物のトッピングにすると食べごたえが出ます。炒め物に加えると香ばしさが生まれます。活用先を以下に整理します。

茹で落花生の活用例
  • 炊き込みご飯に入れる
  • サラダのトッピングにする
  • 和え物に加える
  • 炒め物に加える
  • おやつやおつまみとしてそのまま食べる

料理によって食感の生かし方が変わるため、献立に合わせて使い分けられます。

生落花生が手に入る時期はいつごろ?

生落花生は、収穫期に多く出回ります。茹で豆用の落花生は8〜9月ごろに収穫されるのが旬とされています。旬の生落花生から作る茹で落花生は、この時期ならではの味わいです。

旬を過ぎると生落花生の流通量が減り、手に入りにくくなります。茹でて食べたい場合は、8〜9月ごろを目安に探すのがおすすめです。

一方で、乾燥落花生は通年流通しています。旬を逃したときは、炒りものや菓子作りに向く乾燥落花生を活用する方法もあります。

まとめ

生の落花生は加熱してから食べます。塩の量と入れるタイミングは、採用するレシピに従ってください。鍋で40〜50分茹でる方法では、30分を過ぎたころから硬さを確認しましょう。圧力鍋を使う場合は、10分程度というレシピを参考にしつつ、使用する製品の取扱説明書を優先してください。

この記事のポイント
  • 生落花生は必ず加熱してから食べる
  • 塩の量と入れるタイミングは採用するレシピに従う
  • 30分を過ぎたころから硬さを確認し、40〜50分を目安に茹でる
  • 圧力鍋なら10分程度で茹で上がる
  • 冷蔵したものは早めに食べ切り、長く保存する場合は冷凍する

ロピアでは、店舗や仕入れ状況により、生落花生を取り扱う場合があります。見かけた際は商品表示を確認し、ご家庭で茹でたての味わいを楽しんでみてください。



※本記事は情報提供を目的としており、掲載内容の正確性・完全性・最新性について保証するものではありません。ご利用にあたっては、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。

※商品価格や品揃えは店舗・仕入れ状況により異なります。

シェア

New Articles/新着記事

ロピア公式をフォローして最新情報をチェック!

InstagramTikTokX