みりんの代わりに使えるものは?家庭でも代用可能な調味料をまとめて紹介!

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住の20代。16年間サッカーを続けてきた経験から、栄養素を考えて食材を選ぶのが習慣に。今は一人暮らしで毎日自炊をしながら、栄養バランスも意識しつつ、いかに手早くおいしく作れるかを日々模索中。仕事や勉強で忙しい人にも作りやすい、時短で簡単なレシピを考えるのが好きです。試行錯誤しながら、自分なりのお気に入りメニューを少しずつ増やしています。
料理中に「みりんがない!」と気づいて焦った経験はないでしょうか。和食に欠かせない調味料であるみりんですが、常備していなかったり、うっかり切らしてしまったりすることもあるものです。
みりんは家庭にある調味料で代用でき、日本酒と砂糖の組み合わせを中心に、はちみつ・料理酒・白ワインなどでも対応できます。
分量の割合や組み合わせを覚えておけば、みりんを買いに走らなくても料理を続けられます。
この記事では、『食生活♥♥ロピア』がみりんの代用方法を、調味料別・料理別に詳しく紹介します。分量の目安や注意点、よくある質問もまとめましたので、いざというときの参考にしてみてください。
※本記事では代用品としてはちみつを紹介しています。はちみつは加熱してもボツリヌス菌が死滅しないため、1歳未満の乳児には、加熱の有無にかかわらず与えないでください。
まず知っておきたい!みりんの基本と役割

みりんの代用を考える前に、そもそも「みりんとは何か」を理解しておくことが大切です。基本を押さえることで、代用品を選ぶ際の判断がしやすくなります。
みりんの3種類とは何か
一般的に「みりん」と呼ばれる調味料には、実は3種類あります。それぞれ製法や成分が異なり、代用する際も種類に合わせた選び方が必要になります。
種類 | 原料 | アルコール度数 | 特徴 |
本みりん | もち米・米麹・焼酎 | 約14% | 酒税法上「酒類」に分類 |
みりん風調味料 | 水あめ・ブドウ糖・調味料 | 1%未満 | 安価で手に入りやすい |
発酵調味料(みりんタイプ) | 米・米麹・アルコール・塩 | 約14% | 塩分を含む |
本みりんは本格的な和食に使われることが多く、深い甘みと風味を持っています。みりん風調味料はアルコールをほぼ含まず手軽ですが、風味は本みりんに劣ります。
料理でみりんが果たす4つの役割
みりんは単に甘みを加えるだけではなく、料理に複数の効果をもたらす調味料です。それぞれの役割を知っておくと、代用品を選ぶ際の判断基準になります。
みりんが料理に果たす4つの役割
- 上品な甘みをつける(ブドウ糖などの糖類)
- 料理に照りやツヤを出す(糖類が食材の表面に膜をつくる)
- 食材の煮崩れを防ぐ(アルコールと糖類の働き)
- 素材の臭みを抑える(アルコールの揮発)
甘みだけを加えるなら砂糖でも代用できますが、みりんならではの照りや煮崩れ防止効果は砂糖では再現しきれません。
代用する場合はアルコールと糖分を組み合わせることで、みりんの役割をより忠実に再現できます。
代用する前に押さえたい注意点
みりんを他の調味料で代用する際は、いくつかの注意点があります。あらかじめ確認しておくことで、料理の失敗を防げます。
代用時に注意したいポイント
- 塩分を含む料理酒は塩加減を調整する
- アルコールを含む代用品は加熱して煮切る
- 甘さは砂糖・はちみつなど種類で調整が必要
- 火を通さない料理(南蛮漬けなど)ではアルコール臭に注意
また、みりんの代用は完全な再現ではなく、あくまで「近い風味に仕上げる」ものと理解しておくことが大切です。
みりんの代わりになる調味料の全体像

みりんの代用品にはさまざまな選択肢があります。まずは全体像を把握して、家庭にある調味料でどれが使えるかを確認しましょう。
みりんの代用品を一覧で確認
みりんの代用に使える調味料と、その組み合わせを一覧でまとめました。家庭にある調味料に応じて選べる幅が広がります。
代用品の組み合わせ | 向いている料理 | 注意点 |
日本酒+砂糖 | 煮物・照り焼き全般 | 一般的で万能 |
料理酒+砂糖 | 煮物全般 | 塩分に注意 |
日本酒+はちみつ | 照り焼き・タレ | 深い甘みが出る |
白ワイン+砂糖 | 煮物・肉料理 | 酸味の強さに注意 |
砂糖のみ | 甘みだけ足したいとき | 照り・煮崩れ防止効果はない |
みりん風調味料 | 一般的な代用 | 本みりんより風味は劣る |
料理の種類や家庭にある調味料に応じて、最適な組み合わせを選びましょう。
特に日本酒と砂糖の組み合わせは万能で、多くの家庭料理に対応できる汎用性の高い代用方法です。慣れてくると自然に配合を調整できるようになります。
代用の基本は「アルコール+糖分」
みりんの代用で覚えておくべきなのは、「アルコール+糖分」を組み合わせることです。この2つの要素を揃えることで、みりんに近い効果を料理に与えられます。
アルコール+糖分の組み合わせが必要な理由
- アルコールは食材の臭みを取り、煮崩れを防ぐ
- 糖分は甘みと照りをもたらす
- どちらか一方では十分な代用にならない
- 加熱でアルコールが飛ぶことで料理に馴染む
- 両方揃うことでみりん特有の効果が得られる
アルコールを含む代用品として日本酒・料理酒・白ワイン・焼酎などが使えます。糖分としては砂糖・はちみつ・水あめなどが選択肢に入ります。
この2つを組み合わせることが、みりん代用の基本原則です。
代用時の分量の考え方
みりんを代用する際の分量は、レシピに記載されているみりんの量を基準に計算します。基本の割合を覚えておくと、応用が効きます。
みりん大さじ1を代用する場合の分量目安
- 日本酒大さじ1+砂糖小さじ1(3対1の割合)
- 料理酒大さじ1+砂糖小さじ1(塩分に注意)
- 日本酒大さじ1+はちみつ小さじ1/2
- 白ワイン大さじ1+砂糖小さじ1弱
みりん:日本酒:砂糖=3:3:1という比率が、多くの料理サイトで推奨されている代用の基本です。みりんを大量に使うレシピの場合も、同じ比率で計算すれば分量を出せます。
砂糖でみりんを代用する方法を解説

砂糖はほぼどの家庭にも常備されている調味料のため、みりんの代用として最も手軽な選択肢です。使い方の基本を押さえておきましょう。
砂糖だけで代用する場合の割合は3対1
砂糖のみでみりんを代用する場合、みりんの3分の1程度の量が目安です。ただし、砂糖だけでは甘みは補えても、みりん本来のアルコールによる効果は得られない点に注意が必要です。
砂糖のみで代用する場合の目安
- みりん大さじ1 → 砂糖小さじ1(約3g)
- みりん大さじ2 → 砂糖小さじ2(約6g)
- みりん大さじ3 → 砂糖大さじ1(約9g)
- 甘さは同等になるように調整
砂糖のみの代用は、甘みだけを補いたい場合に向いています。
ただし、みりんが持つ「食材の煮崩れを防ぐ」、「臭みを取る」といった効果は得られないため、煮物や照り焼きなどでは仕上がりに差が出ることがあります。手軽に済ませたいときの応急処置として覚えておきましょう。
砂糖と酒を組み合わせるとより本格的に
砂糖と酒を組み合わせて使うと、みりんに近い効果を再現できます。この方法が代用の基本形として広く知られています。
砂糖と酒の組み合わせで代用する方法
- 割合は「酒3:砂糖1」が基本
- みりん大さじ1 → 酒大さじ1+砂糖小さじ1
- 砂糖はよく溶かしてから使う
- 加熱してアルコールを飛ばすと風味がまろやかに
酒と砂糖を事前に混ぜて使うと、料理の途中で均一に馴染ませられます。プロの料理人でもみりんではなく、あえて酒と砂糖を使う方もいるほど、実用性の高い代用方法です。
日本酒がない場合は料理酒でも構いませんが、塩分が含まれているため味付けに注意しましょう。
三温糖やザラメでの代用も可能
普通の白砂糖以外に、三温糖やザラメを使ってみりんを代用する方法もあります。糖の種類によって、料理の仕上がりに変化を出せます。
砂糖の種類別の特徴
- 白砂糖(上白糖):クセがなく万能に使える
- 三温糖:コクと深みが出る、煮物向き
- ザラメ:溶けにくいため加熱料理向き
- きび砂糖:ミネラルを含み風味豊か
三温糖を使うとみりんに近い深みのある甘みが出せるため、煮物などの和食に向いています。また、ザラメは溶けにくい特性があるため、じっくり煮込む料理での使用がおすすめです。
砂糖で代用する際の注意点は塩加減
砂糖でみりんを代用する際は、他の調味料とのバランスに注意することが大切です。特に料理酒を組み合わせる場合は、料理酒に含まれる塩分の影響を考慮する必要があります。
砂糖代用時の注意点
- 料理酒には塩分が含まれるので醤油を控えめに
- 味見をしながら他の調味料を調整
- 砂糖は溶けにくいので事前にお酒と混ぜる
- みりんより甘さの立ち方が違うので少なめから始める
料理酒と砂糖の組み合わせで代用する場合、料理全体の塩分量に注意しながら、醤油や塩の量を調整することが失敗しないコツです。
慣れないうちは少なめの量から始めて、味を見ながら足していく方法がおすすめです。
酒・料理酒でみりんの代わりに使う方法

みりんを代用する際に、アルコール分を担う調味料として日本酒や料理酒が活躍します。それぞれの特徴と使い方を確認しておきましょう。
日本酒での代用は手軽に実践できる
日本酒は、みりんを代用する際に組み合わせる調味料としておすすめの選択肢です。塩分が含まれておらず、料理の味付けを邪魔しないため使いやすい調味料といえます。
日本酒で代用する場合の目安
- みりん大さじ1 → 日本酒大さじ1+砂糖小さじ1
- 純米酒がクセが少なくおすすめ
- 塩分を含まないので調整しやすい
- 加熱してアルコールを飛ばして使う
日本酒には米由来のうまみ成分が含まれているため、料理にコクを与える効果もあります。シンプルながら本格的な仕上がりが期待できる、定番の代用方法です。
料理酒で代用する際は塩分に注意
料理酒はスーパーでも安価に手に入りやすく、みりんの代用品として活用しやすい調味料です。ただし、塩分が加えられている点には注意が必要です。
料理酒で代用する際の注意点
- 塩分(約2〜3%)が加えられている
- 醤油や塩の量を控えめに調整する
- みりん大さじ1 → 料理酒大さじ1+砂糖小さじ1
- 甘みは砂糖またははちみつで補う
料理酒には食塩が添加されているため、代用する場合は料理全体の塩分バランスに気をつけましょう。
特に煮物や照り焼きなど、他の調味料も多く使うレシピでは、味見をしながら調整することが大切です。慣れないうちはうす味に仕上げてから、少しずつ味を足していくのが安心です。
焼酎・ウイスキーでの代用は可能なのか
焼酎やウイスキーもアルコールを含むため、みりんの代用として使えるのか気になる方もいるかもしれません。基本的には使えますが、注意点があります。
焼酎・ウイスキーで代用する場合のポイント
- 焼酎は無色透明な甲類焼酎が向いている
- ウイスキーは風味が強いため少量ずつ調整
- どちらも砂糖と組み合わせる必要がある
- 甲類焼酎大さじ1+砂糖小さじ1が目安
甲類焼酎はクセが少ないため、日本酒の代わりとして使えます。
ただしアルコール度数が約25度と本みりん(約14%)の2倍近いため、量は控えめにし、しっかり煮切ってアルコールを飛ばしてください。小さな子供が食べる料理では特に注意が必要です。
ウイスキーは独特の香りがあるため、洋風の煮込み料理には向いていますが、和食に使うと風味が変わってしまう可能性があります。
白ワインでの代用方法は分量の調整がカギ
白ワインもみりんの代用として活用できる調味料です。ワイン自体に果実由来の甘みや酸味があるため、分量の調整が必要になります。
白ワインで代用する場合のポイント
- 白ワイン大さじ1+砂糖小さじ1弱が目安
- 甘口の場合は砂糖を控えめ、辛口の場合はやや多めに
- 酸味が気になる場合も砂糖を足して調整
白ワインは製品によって甘みや酸味の強さが大きく異なるため、初めて使う場合は少なめの量から試すのがおすすめです。
また、白ワイン特有の風味があるため、クセの少ないものを選ぶのがコツです。
はちみつを使ったみりんの代用テクニック
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はちみつは自然な甘みと独特のコクがあり、みりんの代用として活用できる調味料です。砂糖よりも風味豊かに仕上がるメリットがあります。
はちみつと酒の組み合わせが基本
はちみつでみりんを代用する場合も、アルコール分を補うために酒との組み合わせが基本になります。分量の目安を押さえておきましょう。
はちみつと酒で代用する場合
- みりん大さじ1 → 日本酒大さじ1+はちみつ小さじ1/2
- はちみつは砂糖より甘みが強いため少なめに
- 砂糖のように混ざりにくいのでよく溶かす
はちみつと日本酒(または料理酒)を混ぜる際は、はちみつがしっかり溶けるようによく混ぜ合わせましょう。
冷めた状態ではちみつは溶けにくいため、少し温めてから混ぜるとスムーズです。この組み合わせは照り焼きや煮物など、幅広い料理で活躍します。
はちみつを使うメリットは深い甘み
はちみつを使うと、砂糖では出せない深いコクと自然な甘みが料理に加わります。みりんの代用としても、独自の魅力を持ちます。
はちみつを使うメリット・特徴
- 砂糖よりも自然でまろやかな甘み
- ミネラルなど栄養成分が含まれる
- 照りが出やすく見た目が美しい仕上がりに
- 少量で強い甘みを得られる
はちみつには果糖やブドウ糖が含まれており、みりんの甘み成分と近い性質を持っています。
そのため、砂糖よりもみりんに近い風味を再現しやすいメリットがあります。上品でコクのある仕上がりを目指したい料理に向いている代用方法です。
はちみつ代用時の注意点は乳児への配慮
はちみつには、ボツリヌス菌の芽胞が含まれている可能性があります。加熱調理では死滅しないため、1歳未満の乳児がいる家庭では、はちみつの使用そのものを避ける判断が安全です。
はちみつ使用時の注意点
- 1歳未満の乳児には絶対に与えない(乳児ボツリヌス症のリスク)
- 加熱してもボツリヌス菌の芽胞は死滅しない
- 家族に乳児がいる場合は代用調理も避ける
- 焦げやすいので加熱温度に注意
- 冷え性の方や糖尿病の方は使いすぎに注意
厚生労働省をはじめ、複数の公的機関でも注意喚起がなされている大切なポイントです。必ず覚えておきましょう。
白だし・めんつゆでみりんの代わりになる方法を解説

家庭によっては白だしやめんつゆが常備されていることも多く、これらでみりんを代用できるかも気になるところです。それぞれの向き不向きを確認しておきましょう。
白だしでの代用は可能なのか
白だしはうまみと塩分が含まれた調味料のため、みりんの完全な代用には向きません。ただし、レシピによっては白だしを活用することで、みりんの代用に近い効果を得られる場合もあります。
白だしで代用する場合のポイント
- 塩分と旨みが含まれるため他の調味料を控える
- 甘みが足りない場合は砂糖を追加
- そもそもみりんの代用というより「味付け全体の見直し」
白だしはみりんとは役割が異なるため、直接的な代用は難しい調味料といえます。もし白だししか手元にない場合は、白だしに砂糖を加えることで甘みは補えます。
めんつゆでの代用は味の調整が重要
めんつゆも白だしと同様、みりん・醤油・だしなどが含まれた調味料です。完全なみりんの代用にはなりませんが、めんつゆ入りのレシピとして工夫することで対応できます。
めんつゆで代用する場合のポイント
- 醤油・だし・みりんが含まれた総合調味料
- 甘みが強いタイプなら砂糖の量を減らす
- めんつゆ入りのレシピとして考える
- 塩分が高いため醤油の量を減らす
めんつゆには既にみりんが含まれているため、みりんを追加する必要がない料理も多くあります。「めんつゆ+醤油+砂糖」で味付けを完結させるレシピに切り替える方法もひとつの選択肢です。
酢での代用がおすすめできない理由
「酢でみりんを代用できる」という情報を目にすることがありますが、酢はみりんの代用には向きません。理由を確認しておきましょう。
酢での代用が向かない理由
- みりんの甘み・照りが再現できない
- 酸味が加わって料理の味が変わる
- アルコールが含まれず煮崩れ防止効果もない
酢は酸味を加える調味料であり、みりんの甘みや照りとは正反対の性質を持っています。
「酢+砂糖」で甘酢を作る用途では便利ですが、みりんの代用としては仕上がりが大きく変わってしまうため、避けたほうが無難です。
市販の「みりん風調味料」との使い分け
みりんの代用を考える上で、市販の「みりん風調味料」も選択肢の1つです。本みりんとの違いを理解して使い分けましょう。
みりん風調味料の特徴
- 水あめ・ブドウ糖などの糖類が主原料
- アルコール度数1%未満
- 本みりんより安価で手に入りやすい
- 煮切りの必要がない
みりん風調味料は本みりんと比べると風味は劣りますが、日常の料理には十分使えます。
「代用品を自作するのが面倒」という方には、みりん風調味料を1本常備しておくのも実用的です。本格的な和食には本みりん、日常の料理にはみりん風調味料と使い分けるのもおすすめです。
料理別に使い分けたい!みりんの代用方法

みりんの代用は、料理の種類によって最適な方法が異なります。代表的な料理別の使い分けを確認しておきましょう。
照り焼き・煮魚での代用にはコツがある
照り焼きや煮魚は、みりんの照りが仕上がりを左右する重要な料理です。代用する場合も、照りをしっかり出す工夫が必要です。
照り焼き・煮魚の代用のコツ
- 日本酒+はちみつの組み合わせがおすすめ
- はちみつのブドウ糖が照りを引き出す
- 最後に強火でタレを絡めると照りが出る
- 焦げやすいので火加減に注意
はちみつには照りを出す効果があるため、砂糖よりも仕上がりが美しくなります。日本酒大さじ2+はちみつ小さじ1程度が、照り焼き向けの代用量(みりん大さじ2相当)の目安です。
煮物・肉じゃがでの代用方法
煮物や肉じゃがは、みりんの「煮崩れ防止」効果が活きる料理です。代用する場合もアルコール分をしっかり入れることがポイントです。
煮物・肉じゃがの代用ポイント
- 日本酒+砂糖の組み合わせが基本
- じゃがいもは水にさらしてから使う
- アルコールをしっかり煮切る
- 三温糖を使うとコクが増す
煮物では大さじで正確に計るというよりも、味見をしながら少しずつ調整する方法が実用的です。日本酒を多めに使ってから砂糖で甘さを整えると、失敗が少なくなります。
三温糖を使うと、みりんに近い深みのある甘さが再現できるのでおすすめです。
親子丼・すき焼きでの代用テクニック
親子丼やすき焼きなど、甘めのタレを使う料理では、みりんの代用でも十分に美味しく仕上げられます。分量を工夫することがポイントです。
親子丼・すき焼きでの代用ポイント
- 砂糖多めで甘さを強調する
- みりん大さじ1の代用は日本酒大さじ1+砂糖小さじ1が基準
- すき焼きは割り下として事前に混ぜておく
これらの料理は甘みが特徴のため、砂糖の量を通常より多めに設定します。
すき焼きの割り下として作る場合は、酒・醤油・砂糖を混ぜて煮立たせ、アルコールを飛ばしてから使うと本格的な仕上がりになります。
漬け込みダレでの代用の考え方
漬け込みダレとしてみりんを使う場合、加熱しないため代用の考え方が変わります。アルコール臭に配慮する必要があります。
漬け込みダレでの代用ポイント
- アルコールを事前に煮切っておく
- はちみつを使うと香りが良い
- 醤油とはちみつだけでも代用可能
漬け込みダレでは加熱工程がないため、アルコールを含む代用品を使う場合は事前に「煮切り酒」を作っておきましょう。少し手間はかかりますが、仕上がりに差が出る大切な工程です。
なお、酒粕は約8%のアルコールを含み、加熱しても完全には飛びません。加熱しない漬け込みダレに使う場合は、子どもや妊娠中の方、運転予定のある方が食べる料理には使用しないでください。
みりんの代わりに関するよくある質問

みりんの代用に関するよくある疑問をまとめました。
みりんがなくなった時はどうすればいいですか?
みりんがなくなった時は、家庭にある調味料で代用が可能です。基本的な代用方法は、日本酒と砂糖を3対1の割合で混ぜる方法です。
すぐに実践できる代用方法
- 日本酒大さじ1+砂糖小さじ1(みりん大さじ1の代用)
- 料理酒大さじ1+砂糖小さじ1(塩分に注意)
- 日本酒大さじ1+はちみつ小さじ1/2
- 白ワイン大さじ1+砂糖小さじ1弱
これらの組み合わせで、みりんに近い甘みとアルコール効果を再現できます。
日本酒と砂糖の組み合わせは汎用性が高いため、まずはこの方法から試してみるのがおすすめです。慣れてくると味見で調整できるようになります。
みりんがなくて照り焼きをするには?
照り焼きはみりんの照りが命の料理ですが、代用品でも美味しく仕上げられます。ポイントははちみつを使うことです。
みりんなしで照り焼きを作る方法
- 日本酒大さじ2+はちみつ小さじ1(醤油と組み合わせる)
- 日本酒大さじ2+砂糖大さじ1(コクが出る)
- 最後に強火でタレを絡めて照りを出す
- 焦げやすいので火加減に注意
はちみつを使うと、みりんを使ったときのようなツヤのある美しい仕上がりになります。
ブドウ糖を多く含むはちみつは、みりんの照り効果を代替するのに最適な調味料です。仕上げに強火で照りを出す工程も忘れずに行いましょう。
また、はちみつを使う場合は、ボツリヌス症のリスクがあるため1歳未満の乳児がいる家庭では絶対に使用しないようにしましょう。
みりんがなくても代用できるものは?
みりんがなくても代用できる調味料は、家庭にある身近なものが中心です。組み合わせ次第でみりんに近い効果を得られます。
代用できる主な調味料
- 日本酒+砂糖(基本的な組み合わせ)
- 料理酒+砂糖(塩分に注意)
- はちみつ+日本酒(照りに強い)
- 白ワイン+砂糖(洋風料理向き)
- 焼酎(甲類)+砂糖
- みりん風調味料(そのまま代用可能)
これらの中から、家庭にある調味料を組み合わせて使いましょう。
基本の考え方は「アルコール+糖分」で、この2つを揃えることでみりん本来の役割を再現できます。用途によって選び分けると、料理の完成度が上がります。
酒とみりんがない時の代用は?
酒とみりんの両方がない場合でも、他の調味料を工夫すれば料理を続けられます。ただし、代用度は少し下がることを理解しておきましょう。
酒とみりんの両方がない時の代用
- 白ワイン+砂糖(アルコールを補える)
- 焼酎(甲類)+砂糖
- はちみつ単体(甘みだけ補う)
- みりん風調味料
- 砂糖+水(甘みのみ再現)
白ワインや焼酎があれば、それらでアルコール分を補えます。
何もない場合は、砂糖やはちみつで甘みだけ足す方法もありますが、みりんの「煮崩れ防止」「臭み取り」の効果は得られない点は理解しておきましょう。
みりんなしで煮付けするには?
魚の煮付けなどでみりんがない場合は、他の調味料を組み合わせて対応できます。魚の臭みを取るためにアルコールを含む代用品を使うのがコツです。
みりんなしの煮付けを作る方法
- 日本酒大さじ2+砂糖大さじ1をベースに
- 醤油と生姜を加えて臭みを取る
- しっかり煮立ててアルコールを飛ばす
- はちみつを少量加えると照りが出る
魚の煮付けでは、生姜と日本酒を多めに使うことで、魚の臭みをしっかり取れます。
砂糖をやや多めに使うと、みりんを使ったときのような甘辛い味わいに仕上がります。仕上げにはちみつを少量加えると、照りも出て見た目にも美味しく仕上がります。
みりんの代わりになる砂糖の量は?
砂糖でみりんの甘みを代用する場合の分量は、みりんの3分の1程度が目安です。具体的な量を覚えておきましょう。
みりんの代用となる砂糖の分量目安
- みりん大さじ1 → 砂糖小さじ1(約3g)
- みりん大さじ2 → 砂糖小さじ2(約6g)
- みりん大さじ3 → 砂糖大さじ1(約9g)
- みりん50cc → 砂糖大さじ1強(約17cc・約10g)
これらの量はあくまで甘み補正の目安で、砂糖だけではみりんの照りや煮崩れ防止効果は得られません。
可能であれば、砂糖と一緒に日本酒などのアルコール分を加えることで、より本格的な代用ができます。砂糖の量は好みで調整可能なので、味見をしながら決めるのが確実です。
みりんなしで煮物を作るには?
煮物は日本の家庭料理の定番ですが、みりんがなくても美味しく作れます。日本酒と砂糖の組み合わせが基本になります。
みりんなしの煮物を作る方法
- 日本酒+砂糖+醤油の3つで基本の味付け
- 日本酒は多めに使うと素材の臭みが取れる
- 砂糖は好みの甘さで調整
- 三温糖やザラメを使うと深みが増す
- だしをしっかり効かせて味を整える
煮物では素材のうまみを引き出すことが大切なため、日本酒を多めに使うことをおすすめします。
砂糖の代わりにはちみつを使うと、コクのある甘さになり、料理に深みが出ます。だしをしっかり効かせれば、みりんがなくても納得のいく仕上がりになります。
まとめ
みりんは日本の家庭料理に欠かせない調味料ですが、家庭にある調味料で代用できます。基本の考え方は「アルコール+糖分」を組み合わせることです。日本酒と砂糖を3対1の割合で混ぜるのが、基本的な代用方法です。
日本酒と砂糖の組み合わせ以外にも、料理酒とはちみつ、白ワインと砂糖、焼酎と砂糖など、家庭にある調味料に応じて多彩な代用方法があります。
それぞれ特徴が異なるため、料理の種類や好みに合わせて使い分けることが大切です。
料理酒には塩分が含まれているため、代用する際は他の調味料の塩加減に注意が必要です。はちみつを使う場合は、1歳未満の乳児がいる家庭では絶対に使用しないようにしましょう。厚生労働省もボツリヌス症のリスクとして注意喚起しています。
料理別では、照り焼きにははちみつと日本酒の組み合わせ、煮物には日本酒と砂糖、漬け込みダレには煮切り酒を使うなど、用途に応じた工夫が仕上がりを左右します。
ロピアでは、みりんや料理酒、はちみつなど、和食に欠かせない調味料を各種取り扱っています。本記事の代用方法を覚えておけば、いざというときに慌てずに料理を続けられます。日々の食卓を彩る和食作りに、ぜひご活用ください。
※本記事は情報提供を目的としており、掲載内容の正確性・完全性・最新性について保証するものではありません。ご利用にあたっては、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。
※商品価格や品揃えは店舗・仕入れ状況により異なります。
