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アーモンドプードルの代用品を紹介!小麦粉やきなこで美味しく作る方法も解説

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アーモンドプードルの代用品を紹介!小麦粉やきなこで美味しく作る方法も解説
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武田宏輔

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。

「お菓子を作ろうと思ってレシピを見たら、アーモンドプードルが家にない」と気づいて手が止まってしまうこと、ありますよね。買いに行く時間がなかったり、値段が高くて手が出しにくかったりすると、なおさら困ってしまいます。

じつはアーモンドプードルは、きなこ・すりごま・薄力粉・片栗粉・おからパウダーといった身近な食材で代用できます。

この記事では、『食生活♥♥ロピア』が、代用品の特徴やお菓子別の向き不向き、調整のコツまで解説します。

手元の材料でお菓子作りを始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

そもそもアーモンドプードルとは?生地に入れる役割を確認

そもそもアーモンドプードルとは?生地に入れる役割を確認

アーモンドプードルは、アーモンドを細かく粉末にした製菓材料です。焼き菓子に加えると、風味や食感に変化を与えます。

ここでは、アーモンドプードルの基本的な役割と、名称や種類の違いを解説します。

焼き菓子に与える3つの効果

アーモンドプードルは、焼き菓子に香ばしさ・サクサク感・しっとり感を与える材料です。

焼き菓子への3つの効果
  • 香ばしさ:アーモンド特有の風味が加わる
  • サクサク感:生地が軽く仕上がる
  • しっとり感:脂質が生地の水分を保つ

サクサク感が出る理由のひとつとして、アーモンドプードルがグルテン(小麦粉に水を加えて練るとできる粘りの成分)を作るたんぱく質を含まないことが挙げられます。そのため、生地が粘らず軽く焼き上がります。

しっとり感につながるのは、脂質の多さです。アーモンド(乾)は100gあたりの脂質が51.8gと多く、この油分が生地の水分を保ちます。たんぱく質は19.6g、食物繊維は10.1gを含みます。

アーモンドパウダーとの違いはない

アーモンドプードルとアーモンドパウダーは、呼び方が違うだけで同じものです。プードルはフランス語、パウダーは英語で、どちらも「粉」を意味します。

製菓のレシピではフランス語由来の「プードル」、市販の商品名では英語由来の「パウダー」が使われる傾向があります。

つまり、レシピにアーモンドパウダー、またはアーモンドプードルと書いてあっても、同じ材料を指しており、どちらの表記でも、同様に使って問題ありません。

皮付きと皮なしの特徴

アーモンドプードルには、皮付きタイプと皮なしタイプがあります。

皮付きタイプは、アーモンドの薄皮ごと粉末にしたものです。香ばしさが強く、色も濃く出やすいと言われています。焼き色をしっかり付けたい素朴な焼き菓子に向きます。

一方、皮なしタイプは、薄皮を取り除いてから粉末にしたものです。色が白っぽく、上品な仕上がりになると言われています。生地の色を明るく保ちたいお菓子に向く材料です。レシピで指定がない場合は、作りたいお菓子の色味に合わせて選ぶとよいでしょう。

アーモンドプードルの代用品と仕上がりの違い

アーモンドプードルの代用品と仕上がりの違い

アーモンドプードルの代用品は複数あり、求める仕上がりによって選ぶのがポイントです。ここでは、代用品を成分の違いとともに一覧で整理し、それぞれの特徴を解説します。

代用品

たんぱく質

(100gあたり)

脂質

(100gあたり)

食物繊維

(100gあたり)

仕上がりの特徴

アーモンド

(参考値)

19.6g

51.8g

10.1g

香ばしさとしっとり感

きなこ

36.7g

25.7g

18.1g

香ばしさとコク

すりごま

20.3g

54.2g

12.6g

しっとり感と独特の風味

薄力粉

8.3g

1.5g

2.5g

なじみのある仕上がり

片栗粉

(じゃがいも

でん粉)

0.1g

0.1g

0g

軽いサクサク食感

おからパウダー

23.1g

13.6g

43.6g

食物繊維が多く吸水性が高い

きなこ|香ばしさとコクを出せる

きなこは、大豆を炒って粉末にした食材で、香ばしさとコクを出せる代用品です。アーモンドプードルに近い風味を出しやすいのが特徴です。

大豆由来の香ばしさがあるため、焼き菓子に加えるとコクのある仕上がりになります

ただし、きなこはアーモンドプードルより黄色みが強く、仕上がりの色が変わりやすい点に注意してください。生地の色を白く保ちたいお菓子では、色の変化を見込んでおくと安心です。大豆由来の食材のため、大豆アレルギーの方は使用を控えてください。

すりごま|しっとり感と風味が加わる

すりごまは、ごまをすりつぶした食材で、しっとり感と独特の風味を加えられます。脂質が多く、アーモンドプードルの油分に近い働きをします。

ごま(いり)は100gあたりの脂質が54.2gと多く、生地の水分を保つ働きがあるのも特徴です。この点はアーモンドプードルと似ています。

一方で、ごま特有の風味が加わるため、和風テイストのお菓子と相性が良いと言われています。仕上がりに黒や茶色の粒が見えることもあり、見た目の印象が変わりやすい点も覚えておくとよいでしょう。ごまアレルギーの方は使用できません。

薄力粉|どの家庭にもある定番の代用品

薄力粉は、家庭に常備されていることが多い定番の代用品です。手に入りやすい点が魅力です。

薄力粉はグルテンの量が比較的少なく、粘りが弱いため、菓子や調理用に使われる小麦粉です。アーモンドプードルが少量使われるレシピなら置き換えやすくなります。

ただし、薄力粉はグルテンを含むため、混ぜすぎると生地が粘り気を持ちます。サクサク感が出にくくなる点に注意してください。マカロンのようにアーモンドプードルが主材料のお菓子には向きません。小麦アレルギーの方は使用できません。

片栗粉・コーンスターチ|軽いサクサク食感になる

片栗粉やコーンスターチは、でんぷんを主成分とする粉で、軽いサクサク食感を出せる代用品です。生地を軽く仕上げたいときに役立ちます。

でんぷんが主成分でグルテンを含まないため、食感が軽くなりやすいのが特徴です。じゃがいもでん粉は100gあたりのたんぱく質が0.1g、脂質が0.1gと、どちらもごくわずかです。

ただし脂質がほとんどないため、香ばしさやしっとり感は出にくくなります。アーモンドプードルのようなコクは出にくい点に注意してください。生地を軽く仕上げたいときは、少量を取り入れる使い方が向いています。

おからパウダー|食物繊維が多い

おからパウダーは、おからを乾燥させて粉末にした食材で、食物繊維が多いのが特徴です。代用品としてよく使われる食材です。

おから(乾燥)は100gあたり43.6gの食物繊維を含み、代用品のなかでも多い部類です。脂質は13.6gで、アーモンドプードルより少なめです。

ただしおからパウダーは吸水性が高いため、生地がパサつきやすくなります。水分を少量ずつ足しながら調整すると、仕上がりが安定しやすくなります。大豆由来の食材のため、大豆アレルギーの方は使用を控えてください。

アーモンドプードルをきなこで代用するときのポイント

アーモンドプードルをきなこで代用するときのポイント

きなこは大豆由来の香ばしさがあり、アーモンドプードルに近い風味を出しやすい代用品です。ここでは、きなこで代用するときの置き換え方と、向いているお菓子を解説します。

少量から置き換えて生地の状態を見る

きなこで代用するときは、少量ずつ置き換えて生地の状態を見ながら進めるのがおすすめです。いきなり全量を置き換えると、仕上がりが大きく変わることがあります。

理由は、きなことアーモンドプードルで脂質と食物繊維の量が異なるためです。きなこ(黄大豆・全粒大豆)は100gあたりの脂質が25.7gで、アーモンド(乾)の51.8gより少なめです。一方、食物繊維は18.1g含まれます。

脂質が少なく食物繊維が多いと、生地の水分バランスが変わりやすくなります。まずは一部だけ置き換えて焼き上がりを確認し、慣れてきたら割合を増やしていくとよいでしょう。

向いているお菓子と仕上がりの変化

きなこは、アーモンドプードルが副材料として使われるお菓子に向いています。生地の一部を補う役割なら、風味を生かしやすくなります。

きなこ代用が向くお菓子
  • クッキー
  • マフィン
  • パウンドケーキ

これらのお菓子では、アーモンドプードルは生地の構造を決める主材料ではありません。そのため、きなこに置き換えても大きく崩れにくいです。

一方で、きなこを加えると黄色みが強くなり、生地全体の色が変わりやすくなります。焼き色と合わさって濃いめの仕上がりになるため、色の変化を前提に使うとよいでしょう。

アーモンドプードルを薄力粉で代用するときのポイント

アーモンドプードルを薄力粉で代用するときのポイント

薄力粉は家庭に常備されていることが多い材料ですが、グルテンを含むためアーモンドプードルとは仕上がりが異なります。ここでは、薄力粉での代用に向くレシピの見分け方と、食感の違いを解説します。

置き換えに向くレシピの見分け方

薄力粉での代用は、アーモンドプードルの使用量が少ないレシピに向いています。使用量が多いお菓子ほど、仕上がりの差が大きくなります。

薄力粉はグルテンの量が比較的少なく、粘りが弱いため、菓子や調理用に使われる小麦粉です。ただしグルテンを含むこと自体は変わらないため、置き換えられる範囲には限界があります。

次のポイントで、置き換えに向くかどうかを見分けられます。

レシピを見分けるポイント
  • アーモンドプードルが副材料として少量使われている
  • 生地に小麦粉が主材料として入っている
  • マカロンなどアーモンドプードルが主役のレシピではない

これらに当てはまるレシピなら、薄力粉に置き換えても大きく崩れにくいです。

薄力粉で代用したときの食感の違い

薄力粉で代用すると、しっとり感やコクが控えめになります。アーモンドプードルとは油分の量が大きく異なるためです。

薄力粉(1等)は100gあたりの脂質が1.5gで、アーモンド(乾)の51.8gと比べると約34分の1にとどまります。

さらに、薄力粉はグルテンを含むため、混ぜすぎると生地が粘り、サクサク感が出にくくなります。粉を加えたらさっくり混ぜると、食感の違いを抑えやすくなるので試してみてください。

【作りたいお菓子別】アーモンドプードル代用早見表

【作りたいお菓子別】アーモンドプードル代用早見表

代用品はお菓子の種類によって向き不向きがあります。ここでは、お菓子別に代用のしやすさを早見表で整理し、代用しやすいお菓子と難しいお菓子を解説します。作りたいお菓子から逆引きで代用品を選べる構成です。

お菓子の種類

きなこ

すりごま

薄力粉

片栗粉

・コーンスターチ

おからパウダー

クッキー

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

スノーボール

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

マフィン

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

パウンドケーキ

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

タルト生地

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

代用しやすい

フィナンシェ

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

マカロン

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

ダマンド

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

代用が難しい

クッキーやマフィンは代用しやすい

クッキーやマフィンは、アーモンドプードルをほかの材料で代用しやすいお菓子です。アーモンドプードルが生地の主役ではないためです。

これらのお菓子では、小麦粉やバター、卵が生地の骨組みを作ります。アーモンドプードルは風味やコクを補う副材料にとどまります。

そのため、きなこやすりごま、薄力粉などに置き換えても、生地全体が大きく崩れにくいです。

マカロンやダマンドは代用が難しい

マカロンやダマンド(アーモンドクリーム)は、代用が難しいお菓子です。アーモンドプードルが生地の構造そのものを担っているためです。

マカロンは、アーモンドプードルと砂糖、卵白で独特の食感と見た目を作ります。ダマンドもアーモンドプードルが主材料で、コクのあるクリームの土台になります。

フィナンシェもアーモンドプードルの配合割合が高いため、代用が難しいです。これらのお菓子を作るときは、できるだけアーモンドプードルを用意しましょう。

代用品で失敗しないための調整テクニック3つ

代用品で失敗しないための調整テクニック3つ

代用品ごとに油分や水分の量、グルテンの有無が異なるため、そのまま入れ替えると仕上がりが変わりやすくなります。ここでは、水分の追加・油脂の追加・混ぜすぎ防止という3つの調整ポイントを解説します。

水分を少しずつ足して生地の硬さを調整する

脂質の少ない代用品に置き換えるときは、水分を少しずつ足して生地の硬さを調整するのがおすすめです。生地が乾燥しやすくなるのを防げます。

アーモンドプードルは脂質が多い材料です。薄力粉や片栗粉、おからパウダーなど、脂質の少ない代用品に置き換えると、生地の水分が不足しやすくなります。とくにおからパウダーは吸水性が高いため、水分の追加が重要です。

牛乳や豆乳、溶き卵などを少量ずつ加え、生地の状態を見ながら調整してください。一度に多く入れると生地がゆるくなるため、様子を見ながら足すのがポイントです。

バターや油を少量加えてコクを補う

コクやしっとり感が足りないと感じるときは、バターや油を少量加えて補う方法があります。

アーモンドプードルは脂質が多く、生地にコクとしっとり感を与えます。脂質の少ない代用品では、この働きが弱くなりがちです。そこで、溶かしバターや植物油を少量足すと、油分を補えます。

加える量は少量ずつにとどめてください。入れすぎると生地がべたついたり、油っぽい仕上がりになったりします。生地の状態を見ながら調整するのがおすすめです。

生地を混ぜすぎずグルテンの発生を抑える

薄力粉など小麦粉系の代用品を使うときは、生地を混ぜすぎないことが大切です。

薄力粉はグルテンを含み、混ぜすぎると生地が粘って硬くなりやすくなります。せっかくのサクサク感やふんわり感が損なわれる原因になります。

粉を加えたら、さっくり混ぜてください。ゴムベラで切るように混ぜると、余分な粘りを抑えられます。粉が全体になじんだら混ぜるのをやめると、軽い食感を保ちやすくなります。

アーモンドプードルに関するよくある質問

アーモンドプードルに関するよくある質問

ここでは、本編で扱いきれなかった疑問にFAQ形式で回答します。購入場所や手作り、保存方法など、代用の前後で気になる疑問を取り上げます

アーモンドプードルはどこで売っている?

アーモンドプードルは、製菓材料を扱う売り場で購入できます。日常的に使う機会が少ない材料のため、置き場所を知っておくと探しやすくなります

主な購入先
  • スーパーの製菓材料コーナー
  • 製菓専門店
  • ネット通販

購入先によって取り扱う種類や量が異なります。少量だけ欲しいときはスーパー、種類を選びたいときは製菓専門店やネット通販が便利です。ただし時期によっては取り扱いがない店舗もあるため、事前に確認しておくと安心です。

アーモンドプードルは自宅で手作りできる?

アーモンドプードルは、アーモンドを粉砕すれば自宅で手作りできます。フードプロセッサーがあれば、必要な分だけ作れます

手作りの手順
  1. アーモンドをフードプロセッサーに入れる
  2. 短時間で数回に分けて回す
  3. 粒の大きさを確認しながら好みの細かさにする

注意したいのは、回しすぎるとアーモンドの油分でペースト状になりやすい点です。一度に長く回さず、様子を見ながら少しずつ粉砕してください。粒度にムラが出やすいため、市販品ほど均一には仕上がりにくくなります。作った分は密閉容器に入れて冷蔵保存し、早めに使い切ってください。

アーモンドプードルの保存方法と使い切る目安は?

アーモンドプードルは、開封後は密閉容器に入れて冷蔵保存し、早めに使い切るのがおすすめです。脂質を多く含むため酸化しやすく、風味が落ちやすいからです。

保存のポイント
  • 開封後は密閉容器に入れる
  • 冷蔵で保存し早めに使い切る
  • 冷凍する場合は使う前に常温に戻す

脂質を多く含む粉末は、空気に触れると酸化が進みやすくなります。においや色の変化がないか、使う前に確認してください。異臭がする場合は使用しないでください。

まとめ

アーモンドプードルは、身近な食材で代用できる製菓材料です。代用品ごとに仕上がりが変わるため、作りたいお菓子や求める食感に合わせて選ぶのがポイントになります。

この記事のポイント
  • きなこ・すりごまは香ばしさやしっとり感を出しやすい
  • 薄力粉はサクサク感やコクが弱くなりやすく、片栗粉は軽いサクサク食感を出しやすい一方でコクが出にくい
  • マカロンやダマンドは代用が難しく別物に仕上がりやすい

ロピアでは、製菓材料や粉類を豊富に取り揃えています。お求めやすい価格の商品もご用意していますので、お菓子作りの材料をお探しの際は、ぜひロピアへお越しください。



※本記事は情報提供を目的としており、掲載内容の正確性・完全性・最新性について保証するものではありません。ご利用にあたっては、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。

※商品価格や品揃えは店舗・仕入れ状況により異なります。

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