お米の種類一覧!日本各地の銘柄と特徴を地方別に徹底解説

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。
スーパーのお米売り場でたくさんの銘柄を前にすると、違いがわからず、結局いつもと同じものを手に取ってしまうという経験はありませんか。
じつは日本には、うるち米だけで900を超える銘柄が登録されているほど、お米の世界は奥深いものです。
この記事では、『食生活♥♥ロピア』が品種の基本分類から日本各地の代表銘柄、料理との相性、精米度合いによる違いまで幅広く解説します。
数ある銘柄の中から家族に合うお米を見つけたい方は、ぜひ参考にしてください。
日本のお米は何種類ある?まず全体像を知ろう

日本で栽培されるお米の品種は非常に多く、うるち米・もち米・酒米を合わせると1,000を超える銘柄が登録されています。
ここでは、お米の基本的な3つの分類と、実際に多く流通している品種、そして毎年生まれる新品種の動きを整理します。
うるち米・もち米・酒米の3つに大別される
日本でつくられるお米は、用途によってうるち米・もち米・酒米の3つに大きく分けられます。売り場にたくさんの袋が並んでいても、まずこの3分類を知っておくだけで選びやすくなるのがポイントです。
それぞれ用途が異なり、普段の食卓で食べるお米、和菓子やおこわに使うお米、お酒の原料になるお米というように、役割がはっきりしています。
- うるち米:普段の食卓で炊飯するお米
- もち米:餅やおこわに使う粘りの強いお米
- 酒米:日本酒の原料になる大粒のお米
普段のご飯として食べているお米のほとんどは、うるち米にあたります。もち米は加熱すると強い粘りが出るため、餅つきや赤飯などに向いています。
作付面積の上位5品種で約6割を占める
登録された銘柄は膨大ですが、実際に広く流通している品種は限られています。上位5品種だけで作付面積の約63%を占めるというデータもあり、身近なお米の品種は意外と限られています。
なかでもコシヒカリは、1979年から作付面積1位を維持し、長年にわたり多くの産地で栽培されてきた代表的な品種です。
- コシヒカリ:粘りと甘みが強い定番品種
- ひとめぼれ:バランスの良い食味で人気
- ヒノヒカリ:西日本で広く育つ品種
- あきたこまち:しっかりした粒感が持ち味
- ななつぼし:あっさりした口当たり
これらは全国のスーパーでもよく見かける銘柄です。上位品種を手がかりにすると、お米選びの基準がつかみやすくなります。
参考:農林水産省 特集1 米「特集1 米(3)」
新品種が毎年誕生している
お米の新品種は、各地の農業試験場で毎年開発されています。定番品種だけでなく、新顔の銘柄が次々と登場しているのが近年の特徴です。
背景には気候や好みの変化があり、温暖化に対応した暑さに強い品種や、食味を重視した品種が増えていると言われています。夏の高温でも品質が保たれやすいように改良された品種も広がりつつあります。
世界のお米の種類

世界で栽培されるお米は、大きくジャポニカ米・インディカ米・ジャバニカ米の3種類に分けられ、日本で食べられているのはジャポニカ米にあたります。
ここでは、3種類の形状や食感の違いと、それぞれに合う料理を表とともに整理します。
種類 | 形状 | 食感 | 主な産地 | 合う料理 |
ジャポニカ米 | 丸みがある | 粘りが強く冷めてもまとまる | 日本・東アジア | おにぎり・お弁当 |
インディカ米 | 細長い | パラッとして粘りが少ない | 東南アジア・インド | カレー・チャーハン |
ジャバニカ米 | 大粒で幅広い | もっちりしており、粘りは中程度 | インドネシア・地中海地域 | リゾット・パエリア |
日本の主流はジャポニカ米
日本の食卓で親しまれているのは、粘りの強いジャポニカ米です。冷めてもまとまりやすい性質があり、おにぎりやお弁当に向いていると言われています。
丸みのある形と炊いたときのつやが特徴で、炊きたてはもちろん時間がたってもかたくなりにくいのが持ち味です。お弁当のご飯がべたつかずまとまりやすいのは、ジャポニカ米ならではの特徴です。
