ビタミンDの効果とは?働き・摂取量・多く含む食品をわかりやすく解説
ビタミンDの効果と1日の摂取量、多く含む食品を解説します。ビタミンDは骨や歯の形成サポートや筋肉・免疫への関与します。鮭やきくらげなどの含有量、油との組み合わせや天日干しなど効率よく摂るコツやレシピまで紹介します。

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住の20代。16年間サッカーを続けてきた経験から、栄養素を考えて食材を選ぶのが習慣に。今は一人暮らしで毎日自炊をしながら、栄養バランスも意識しつつ、いかに手早くおいしく作れるかを日々模索中。仕事や勉強で忙しい人にも作りやすい、時短で簡単なレシピを考えるのが好きです。試行錯誤しながら、自分なりのお気に入りメニューを少しずつ増やしています。
ビタミンDは、骨や歯の健康維持に欠かせない栄養素として知られています。カルシウムの吸収を助ける働きや、筋肉・免疫機能への関与など、体のさまざまな機能を支える役割を担う点も特徴です。
しかし、「ビタミンDの具体的な効果がよくわからない」「どのくらいの量をどんな食品から摂ればよいの?」と疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
この記事では、『食生活♥♥ロピア』が公的機関の情報をもとに、ビタミンDの基本的な働きや1日の摂取目安量、多く含む食品、効率よく摂取するコツを解説します。
ビタミンDをたっぷり摂れるレシピ5選もあわせて紹介しますので、ぜひ毎日の食卓に役立ててください。
※本記事の栄養成分値は、文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年」に基づいて記載しております。
※本記事は栄養素に関する一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の疾病の治療や予防を保証するものではありません。体調に不安がある方は医師にご相談ください。
ビタミンDとはどんな栄養素?基本の働きを解説

ビタミンDは脂溶性ビタミンの一種で、骨の健康維持や免疫機能の調整に関わる栄養素です。食事から摂取するだけでなく、紫外線を浴びることで体内でも合成される特徴があります。
ビタミンDは脂溶性ビタミンの一種
ビタミンDは、水に溶けにくく油に溶けやすい「脂溶性ビタミン」に分類される栄養素です。体内では主に脂肪組織や肝臓に貯蔵されるため、過剰摂取すると体に蓄積するリスクがあります。
脂溶性ビタミンには、ビタミンA・D・E・Kの4種類があります。水溶性ビタミンとは異なり、余分な分が尿として排出されにくいのが特徴です。
ビタミンDは食事や日光浴を通じて摂取した後、肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDに変換され、体内でさまざまな働きを担います。
ビタミンD2(植物由来)とビタミンD3(動物由来)の2種類がある
ビタミンDにはD2からD7まで6種類ありますが、食品に多く含まれて活性が高いのはD2とD3の2種類です。
種類別の特徴は以下のとおりです。
種類 | 主な供給源 | 特徴 |
ビタミンD2(エルゴカルシフェロール) | きのこ類などの植物性食品 | しいたけに含まれるエルゴステロールが紫外線で変換される |
ビタミンD3(コレカルシフェロール) | 魚類・卵黄などの動物性食品 | 皮膚で紫外線を浴びることでも生成される |
ヒトを含む哺乳動物の体内では、ビタミンD2とD3はほぼ同等の生理的な効力を持つとされています。
ビタミンDの主な効果・働きとは

ビタミンDは複数の生理的な役割を担っており、公的機関でも具体的な働きが示されている栄養素です。代表的な3つの働きを順に確認しましょう。
カルシウム・リンの吸収を促進する働き
ビタミンDの代表的な働きは、小腸でのカルシウムとリンの吸収を促進することです。腸管から血液中にカルシウムを取り込むサポートをし、体内のカルシウム代謝を正常に保つ役割を担っています。
血液中のカルシウム濃度が低下すると、ビタミンDは腎臓でのカルシウム再吸収を促し、必要に応じて骨からカルシウムを動員する働きもあります。
こうした調節作用により、血中カルシウム濃度を一定に維持しているのです。
カルシウムは骨や歯の構成成分であるだけでなく、神経伝達や筋肉の収縮にも関わるミネラルです。ビタミンDは、カルシウムを効率よく利用するための土台となる栄養素といえます。
丈夫な骨と歯の形成をサポートする働き
ビタミンDはカルシウムの吸収を助けることで、健康な骨と歯の発育・維持に関わっています。
