梅干しの効果はどんなもの?知っておきたい栄養と健康に役立つポイントを紹介
梅干しの効果や含まれる栄養素(クエン酸・ミネラルなど)について徹底解説。疲労対策や食欲増進といった5つの健康ポイントに加え、1日の適切な目安量や種類ごとの違い、毎日の献立に役立つ美味しい食べ方も紹介しています。

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。
食生活♥♥ロピアがお届けする、毎日のごはんに役立つ豆知識コラム。今回のテーマは「梅干しの効果」です。
「昔から体にいいと聞くけど、実際どんな栄養があるの?」「1日何個まで食べていいの?」「子どもにはいつから食べさせていい?」そんな素朴な疑問に、わかりやすくお答えします。
この記事を読めば、梅干しに含まれる栄養素や注目したい健康ポイント、種類ごとの違い、毎日の献立に取り入れるコツまで、まるごと理解できます。お弁当作りや夕食の献立に迷ったときのヒントとしても、ぜひ役立ててください。
梅干しに含まれる主な栄養素一覧

梅干しにはクエン酸をはじめとする有機酸、カリウム・鉄・カルシウムといったミネラル、ビタミンB群やビタミンEまで、さまざまな栄養素が含まれています。
小さな1粒ですが、栄養面で見ると意外なほど中身がぎゅっと詰まった食品です。ここでは、梅干しを語るうえで欠かせない代表的な栄養素を3つに分けて見ていきましょう。
クエン酸は梅干しの酸味のもとになる有機酸
梅干しのあのキュッとした酸味は、主にクエン酸という有機酸によるものです。
クエン酸は柑橘類などにも含まれていますが、梅干しの含有量は果物のなかでも多いほうとされています。塩漬け梅干し100gあたりに含まれる有機酸はおよそ3〜4g。そのうちの大部分をクエン酸が占めるといわれています。
クエン酸のほかに、梅干しにはリンゴ酸やシュウ酸、少量のコハク酸や酒石酸など複数の有機酸も含まれています。これらが組み合わさることで、梅干し独特の風味と保存性が生まれているのです。
カリウム・鉄・カルシウムなどのミネラルも含まれている
女性や子育て世代に意識してほしいミネラルも、梅干しにはしっかり含まれています。
種類によって含有量は変わりますが、代表的な数値は次のとおりです。
栄養素 | 塩漬け梅干し100gあたり |
|---|---|
カリウム | 220mg |
鉄 | 1.1mg |
カルシウム | 33mg |
食塩相当量 | 18.2g |
参考:文部科学省 食品成分データベース「果実類/うめ/梅干し/塩漬」
カリウムは野菜や果物に多く含まれるミネラルで、現代の食生活では不足しがちな栄養素のひとつ。鉄やカルシウムは、特に女性や成長期のお子さんに意識して摂っていただきたい成分として知られています。
ただし、塩漬け梅干しは食塩含有量が非常に高いため、お子さんの摂取量には十分ご注意ください。
ビタミンB群・ビタミンEがエネルギー代謝を助ける
梅干しには微量ながらビタミンB1・B2・B6などのビタミンB群と、ビタミンEも含まれています。
ビタミンB群はごはんやパンなどの糖質、お肉や魚のたんぱく質、油などをエネルギーに変える働きをサポートする栄養素です。ビタミンEは脂溶性ビタミンの仲間で、食用油やナッツなどにも多く含まれています。
梅干し1個に含まれる量は決して多くありません。ですが、毎日の食卓で他の食材と組み合わせれば、家族全体の栄養バランスを底上げするサポートになります。
梅干しの効果で注目したい5つの健康ポイント

梅干しには疲労対策・食欲増進・胃腸ケア・カルシウム吸収サポート・抗菌の5つの健康面でのポイントがあるといわれています。
古くから「医者いらず」と呼ばれてきたのも、こうした多面的な働きが期待されてきたからです。ただし、梅干しを食べるだけで何らかの病気が治ったり、健康が約束されたりするわけではありません。あくまで毎日のバランスのよい食事を支える一品として、上手に取り入れる視点が大切です。
ここでは5つの健康ポイントを順に解説していきます。
クエン酸がエネルギーのサイクルを助けて疲労対策に役立つ
疲れたときに梅干しが食べたくなるのは、クエン酸の働きが関係していると考えられています。
家事や育児で1日中動き回ったあとや、運動のあとに梅干しをひと粒。シンプルながら、昔ながらに親しまれてきた習慣です。
