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魚焼きグリルの使い方は?片面・両面焼きの違いと安全な焼き方を解説

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魚焼きグリルの使い方は?片面・両面焼きの違いと安全な焼き方を解説
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武田宏輔

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。

焼き魚を作りたいけれど、「受け皿に水を入れるのか入れないのか分からない」「片面焼きと両面焼きで手順は違うの?」と迷って、グリルをつい敬遠していませんか。

じつは、自宅のグリルのタイプを知って基本の手順を押さえれば、焼き魚は難しくありません。

この記事では、『食生活♥♥ロピア』がグリルの種類の見分け方から下準備、片面焼き・両面焼きの手順、焼き加減の確認、汚さずに使うコツまでまとめて解説します。

焼きたての一尾をご家庭で楽しみたい方は、ぜひ参考にしてください。

【3タイプ】魚焼きグリルの使い方

【3タイプ】魚焼きグリルの使い方

魚焼きグリルの構造は、ガス式・IH式や機種によって異なります。ここでは、受け皿の水の有無と、片面焼き・両面焼きの違いによる代表的な3タイプを紹介します。

タイプ名

受け皿の水

裏返し

水あり片面焼き

必要

あり

水なし片面焼き

不要

あり

水なし両面焼き

不要

なし

水あり片面焼きグリル

水あり片面焼きグリルは受け皿に水を張り、上側の加熱部だけで焼くタイプです。ガス式ではバーナー、IH式ではヒーターなどが加熱部にあたります。上からしか火が当たらないため、途中で魚を裏返して両面を焼きましょう。

受け皿に水を入れる必要があるグリルは、必ず水を入れて使用してください。水がない状態で使うと、受け皿にたまった油が過熱されて発火するおそれがあります。

焼き始める前に、受け皿に水が入っているかを毎回確認する習慣をつけると安心です。

水なし片面焼きグリル

水なし片面焼きグリルは、受け皿に水を張らずに上側のバーナーだけで焼くタイプです。水を用意する手間がなく、すぐに焼き始められるのが特徴です。

上火だけで焼くため、水ありタイプと同じように途中で裏返して両面に火を通します。受け皿は水を張らない代わりに、脂を受ける専用のトレーや加工がされているものが多くなっています。

裏返すタイミングは魚の厚みや機種によって異なるため、取扱説明書のメニュー表を目安に、片面ずつ焼き色を見ながら調整すると失敗を防げるでしょう。

水なし両面焼きグリル

上下にバーナーがあり、裏返さずに両面を同時に焼けるのが水なし両面焼きグリルです。

上下から同時に火が通るため、途中で魚をひっくり返す必要がありません。裏返しの手間が省けるぶん、焼いている間にほかの料理を進めやすくなります。

水を張らない方式なので、使い始めの準備もシンプルです。ただし機種ごとに焼き網や受け皿の構造が異なるため、初めて使うときは取扱説明書で庫内の仕様を確認してください。

魚焼きグリルのタイプを確認する方法

魚焼きグリルのタイプを確認する方法

自宅のグリルがどのタイプかは、取扱説明書を見るのが最も確実です。水の要否とバーナーの位置を確認すれば、3タイプのどれに当てはまるかが分かります

タイプの確認手順
  1. 取扱説明書の「グリルの使い方」などのページを開く
  2. 受け皿に水を入れる指示があるかを確認する
  3. バーナーが上のみか、上下両方にあるかを確認する
  4. 水の要否と裏返しの有無を把握してから焼き始める

取扱説明書が手元にない場合は、本体に記載された型番を確認し、メーカー公式サイトで取扱説明書を検索してください。外観や庫内だけでは方式を判別できない機種もあるため、目視だけで判断しないようにしましょう。

仕上がりを左右するのは焼く前の下準備

仕上がりを左右するのは焼く前の下準備

焼き始める前のひと手間で、くっつきや臭みを抑えられます。塩ふり・予熱・網の油塗りの3ステップを済ませておくのがポイントです。

ここでは、下準備の全体の流れと、各工程のコツを解説します。

下準備の流れ
  1. 塩をふって水気を拭き取る
  2. グリルを予熱する
  3. 網に油を薄く塗る

塩をふって水気を拭き取る

魚に塩をふって水気を拭き取ることが、下準備の最初の工程です。塩をふると表面の水分と臭みが引き出され、キッチンペーパーで拭き取ると皮がパリッと仕上がりやすくなります

引き出された水分をそのままにすると生臭さが残りやすいため、焼く直前にしっかり拭き取ってください。

生の魚を扱った後は、必ず手を洗いましょう。生の魚の汁が、サラダや果物など生で食べる食品にかからないように注意してください。使ったまな板や包丁も、そのつど洗うと衛生的に調理できます。

グリルを予熱する

予熱は、魚を入れる前に庫内と網を温めておく工程です。あらかじめ網の温度を上げておくと、魚の皮が網にくっつきにくくなります

冷たい網に魚をのせると皮がはりつきやすく、裏返すときに身が崩れる原因になります。

予熱の要否は機種や調理モードによって異なるため、取扱説明書を確認し、予熱が指定されている場合のみ、記載された時間と火力で温めてください。

網に油を薄く塗る

網に油を薄く塗っておくと、魚のくっつきをさらに防げます。キッチンペーパーに油を含ませ、網の表面に薄く伸ばす程度で十分です。

油を塗りすぎると煙が出やすくなるため、あくまで薄く広げるのがコツです。

予熱で温めた網に油を塗る場合は、やけどに注意しながら作業してください。

魚焼きグリルを使った焼き方の流れ

魚焼きグリルを使った焼き方の流れ

焼き方は、片面焼きと両面焼きで手順が異なります。それぞれの流れを把握したうえで、取扱説明書のメニュー表を参照しながら焼くのが基本です。

ここでは、2つの焼き方の手順と、一尾まるごと焼くときの置き方を解説します。

片面焼きグリルの手順

片面焼きグリルは、途中で一度裏返して両面に火を通します。最初に焼く面や魚の置き方は機種や魚の形によって異なるため、取扱説明書の案内に従ってください。盛り付け時に表になる面を最後に焼くと、焼き目を整えやすくなります。

片面焼きの手順例
  1. 皮面を上にして網に置く
  2. 取扱説明書の時間を目安に焼く
  3. 裏返して反対側を焼く
  4. 中まで火が通ったことを確認して取り出す

表面が焼けていても中が生焼けの場合があります。取り出す前に、中心まで火が通っているかを確かめてください。

両面焼きグリルの手順

両面焼きグリルは、上下から同時に火が通るため裏返す必要がありません。皮面を上にして網に置いたら、そのまま焼き上がりを待つだけで両面に火が通ります。

両面焼きの手順例
  1. 皮面を上にして網に置く
  2. 取扱説明書の時間を目安に焼く
  3. 裏返さずにそのまま焼き上がりを確認する
  4. 中まで火が通ったことを確認して取り出す

焼き上がりの最終確認として、中心部を75℃で1分以上加熱することを目安にしてください。表面だけが焼けていても、中まで火が通っていない場合があります。

参考:消費者庁「細菌・ウイルスによる食中毒

一尾まるごと焼くときの置き方

サンマやアジなどを一尾で焼く場合は、頭をグリルの奥、尾を手前へ向けて置くのが基本です。一般的なグリルは手前側の火当たりが弱いため、細くて焦げやすい尾を手前に置くと、焼き上がりを整えやすくなります。

一尾魚を置くときに確認するポイント
  • 頭を奥、尾を手前へ向ける
  • 複数尾を焼く場合は、魚同士の間を空ける
  • 焼き網の中央だけに魚を集中させない
  • 厚い頭側を火力の強い位置へ置く
  • 魚がバーナーや点火部分へ触れないようにする
  • 尾やヒレの焦げが心配な場合は取扱説明書を確認する

焼き網の中央より、左右の外側や奥側の火力が強い機種もあります。1尾だけでも中央へ置くとは限らないため、取扱説明書に本数ごとの配置図があれば、指定された位置に合わせてください。

魚焼きグリルを使った焼き時間の目安

魚焼きグリルを使った焼き時間の目安

機種や魚の大きさによって、焼き時間には差が出ます。初めて焼くときは短めに設定し、火が通っていなければ追加で加熱してください。

魚の種類・大きさ

片面焼きグリル

両面焼きグリル

アジ・約120g

予熱約5分、片面7分+裏面5分

強火で8~9分

サンマ・約150g

予熱約5分、片面5分+裏面4分

強火で7~8分

生鮭・約100gの切り身

途中で裏返し、両面焼きより長めに加熱

上下強火で約7分

※片面焼きの「片面7分+裏面5分」は、合計12分の加熱を意味します。予熱時間は加熱時間に含みません。

鮭の厚切り、冷凍後に解凍した魚、大きな一尾魚は、表の時間より長くかかる場合があります。魚を複数並べる際も、間隔が狭すぎると熱が回りにくくなります。

一度に焼く量が増えても、本数に比例して焼き時間を延ばすわけではありません。取扱説明書に記載された最大量と配置を守り、最も厚い魚の中心部を確認してください。

魚焼きグリルで作る鮭の塩焼き

魚焼きグリルで作る鮭の塩焼き

水なし両面焼きグリルでは、生鮭の切り身を上下強火で約7分焼く方法が目安です。塩をふって出てきた水分を拭き取り、皮側を上にして焼きましょう。

材料・2人分
  • 生鮭:2切れ(1切れ80~100g)
  • 塩:小さじ1/4(約1.5g)
  • サラダ油:小さじ1/2
  • 大根おろし:60g
  • レモン:1/4個
調理時間の目安

約20分です。塩をなじませる10分と、焼き時間約7分を含みます。

調理前に済ませる下準備
  • 鮭に骨が残っている場合は、骨抜きで取り除く
  • 大根をすりおろし、軽く水気を切る
  • レモンを2等分のくし形に切る
  • 焼き網へ油を薄く塗る
鮭の塩焼きの作り方
  1. 鮭の両面に塩を均等にふり、10分置く
  2. 表面に出た水分を、キッチンペーパーで押さえて拭き取る
  3. 水なし両面焼きグリルの焼き網に、皮側を上にして鮭を置く
  4. 上下強火で約6分焼き、焼き色と中心部を確認する
  5. 加熱が足りなければ1分ずつ追加し、中心部まで火を通す
  6. 焼き網の下から鮭を数か所持ち上げ、網から外して取り出す
  7. 皿に盛り、大根おろしとレモンを添える

焼き時間は、水なし両面焼きグリルを使う場合の目安です。片面焼きでは、身側を上にして焼き始め、途中で鮭を裏返して皮側を仕上げましょう。

塩鮭を使う場合は、材料の塩を省いてください。厚切りの鮭は中心まで熱が届きにくいため、最初から長時間焼かず、1分ずつ追加すると表面の焦げを抑えられます。

魚焼きグリルの失敗を防ぐ4つのコツ

魚焼きグリルの失敗を防ぐ4つのコツ

焼き時間の目安を守っても、火力や魚の置き方が合わなければ、焦げや生焼けが起こります

ここでは、焦げ、生焼け、網への付着、煙やにおいが出たときの原因と対処法を解説します。

外側だけが焦げる場合は火力を下げる

表面が早く黒くなる場合は、火力が強すぎるか、魚とバーナーの距離が近すぎる可能性があります。火力を1段階下げ、短い間隔で焼き色を確認してください。

味噌漬け、粕漬け、みりん干しなどは、調味料に含まれる糖分によって焦げやすくなります。表面の調味料を軽く拭い、弱火から焼き始めましょう。

魚の焦げを抑える方法
  • 表面の味噌やタレを軽く拭き取る
  • 火力を強火から中火または弱火へ下げる
  • 焼き時間を1~2分短く設定する
  • オートグリルでは「弱め」を選ぶ
  • 尾やヒレは、使用可能な機種に限り小さくアルミホイルを巻く

すでに表面に十分な焼き色が付いている場合は、強火のまま加熱を続けないでください。火力を下げ、中心部を確認しながら追加で焼きましょう。

中心が生焼けの場合は1分ずつ追加で加熱する

生焼けは、魚が厚い場合や十分に解凍されていない場合、火力や時間が不足した場合に起こります。表面の焼き色だけで取り出さず、最も厚い部分を確認してください。

中心が半透明なら、グリルへ戻して1分ずつ追加で焼きましょう。まとめて長い時間を設定すると、表面だけが焦げやすくなります。

魚が焼き網に付いた場合は下から数か所浮かせる

魚が焼き網に付いたとき、尾や身を強く引っ張ると皮が破れます。箸などを焼き網の下側から入れ、魚の端から数か所を少しずつ持ち上げて、網から離してください。

網から外れたら、フライ返しやトングで身全体を支えて取り出すと崩れにくくなります。片面焼きで裏返す際も、先に網に付いた部分を外してから動かしましょう。

魚が焼き網に付きやすくなる原因
  • 魚の表面へ水分が残っている
  • 焼き網へ前回の汚れが付着している
  • 油を塗らずに使用している
  • 魚を置いた直後に動かしている
  • 焼き網の表面加工が摩耗している

焼き網は、使用を重ねると表面加工が傷み、魚が付きやすくなる場合があります。洗浄しても改善しないときは、型番に対応する交換部品をメーカーへ確認してください。

煙やにおいが出る場合は庫内の脂を確認する

前回の調理で落ちた脂や食品かすが残っていると、再加熱された際に煙やにおいが出ます。使用前に受け皿と焼き網を確認し、汚れている場合は洗ってください。

魚から出る脂が多いときや、焼き時間が長すぎるときも煙が増えます。換気扇を回していても急に煙が増えたら、焼き具合を確認し、必要に応じて消火しましょう。

調理中に大量の煙や炎が出た場合は、グリル扉を開けてはいけません。空気が一気に入り、炎が大きくなるおそれがあります。

魚焼きグリルを安全に使う3つのポイント

魚焼きグリルを安全に使う3つのポイント

焦げや煙を防ぐには、使用前の準備に加え、庫内へ入れる道具や使用後の掃除にも注意が必要です。市販品なら何でも使えるわけではなく、脂がたまるような敷き方は発火につながります。

ここでは、アルミホイルや専用プレートの使用条件、連続して焼く場合の対応、使用後の掃除方法を解説します。

脂の多い魚の下へアルミホイルを敷かない

アルミホイルの上に脂がたまると、加熱された脂が発火するおそれがあります。サンマ、サバ、ブリなど脂が多い魚を焼く際は、焼き網の上や下をアルミホイルで覆わないでください。

グリルの排気口をアルミホイルやカバーで完全にふさぐ方法も危険です。排気が妨げられると、異常燃焼や機器の損傷につながります。

アルミホイルで避ける使い方
  • 焼き網全体をアルミホイルで覆う
  • 脂の多い魚の下へ敷く
  • 受け皿全体を覆う
  • 排気口を完全にふさぐ
  • 取扱説明書で禁止された位置へ入れる

尾やヒレに部分的に巻く場合も、先に取扱説明書を確認しましょう。アルミホイルの使用を認めていない機種では使わないでください。

ホイル焼きのように食材を包む調理も、すべての機種で対応しているわけではありません。包みの高さや周囲の空間について指定がある場合は、記載された寸法を守りましょう。

グリルプレートは機種指定の製品を使う

グリルプレートやふた付き容器は、自宅の機種に対応しているとコンロメーカーが示す製品を選んでください。サイズが合っていても、市販の容器を自己判断で使うのは避けましょう。

対応していない容器は、バーナーや温度センサーに干渉したり、排気を妨げたりすることがあります。ガラス容器や陶器も、耐熱表示があるだけでは魚焼きグリルに使えるとは限りません。

専用容器を使う前に確認する項目
  • 自宅の型番が対応機種に含まれている
  • 片面焼きと両面焼きの対応条件が合っている
  • ふたやプレートを指定の向きで設置できる
  • 使用できる火力と時間が記載されている
  • 空焼きや予熱の可否が示されている
  • 食品の量や高さが容器の上限を超えていない

受け皿シートやグリル石なども同様です。メーカーの指定がない製品を、掃除の手間を減らす目的だけで庫内へ入れないでください。

使用後は冷めてから受け皿と焼き網を洗う

使用後は火が消えていることを確認し、部品に触れられる温度まで冷ましてください。熱い受け皿を急に水で冷やすと、変形やコーティングの傷みにつながる場合があります。

受け皿と焼き網は取り外し、台所用中性洗剤と柔らかいスポンジで洗いましょう。洗浄方法は材質によって異なるため、研磨剤や硬いブラシを使う前に取扱説明書を確認してください。

使用後に行う掃除の手順
  1. 操作ボタンと火が消えているか確認する
  2. グリル扉を閉じたまま部品が冷めるまで待つ
  3. 受け皿と焼き網を取り外す
  4. 食品かすと脂を中性洗剤で洗い落とす
  5. 水気を拭き、十分に乾かして戻す
  6. 庫内へ落ちた食品かすを取り除く
  7. 排気口カバーの汚れを確認する

脂は固まる前のほうが落としやすいものの、余熱が強く残った状態で作業してはいけません。庫内を拭く際は、点火部分やセンサーに強く触れないようにしましょう。

魚焼きグリルの使い方に関するよくある質問

魚焼きグリルの使い方に関するよくある質問

冷凍魚や味付き魚など、食材の状態によって焼き方は変わります。ここでは、魚焼きグリルを使うときによくある疑問に答えます。

冷凍の魚は解凍せずに焼いてよい?

冷凍調理メニューがない機種では、冷蔵庫か電子レンジで解凍してから焼いてください。凍ったまま通常の設定で焼くと、表面だけが焦げ、中心が冷たいまま残ることがあります。

室温に長時間置く解凍は避けましょう。冷蔵庫で解凍する場合は、魚の汁がほかの食品に付かないよう、袋や容器へ入れてください。

味噌漬けやみりん干しはどう焼けばよい?

表面の味噌やタレをキッチンペーパーで軽く拭い、弱めの火力で焼いてください。調味料を厚く付けたまま強火で焼くと、魚に火が通る前に表面が黒くなります。

両面焼きグリルでは、通常より1〜2分短く設定し、中心部を確かめてから追加で加熱しましょう。オートグリルに「漬け焼き」や「弱め」があれば、その設定を使ってください。

みりん干しや小さな丸干しをオート調理の対象外としている機種もあります。メニュー名だけで判断せず、取扱説明書で対象魚を確認しましょう。

魚を焼いている間にグリルから離れてよい?

グリルを点火したまま、外出したり長時間別室へ移動したりしてはいけません。脂の多い魚や干物は、焼きすぎると魚や受け皿の脂に火が移るおそれがあります。

タイマーや自動消火機能がある機種でも、異常な煙やにおいにすぐ対応できる場所にいてください。調理中は換気扇を回し、排気口の上に布や調理器具を置かないようにしましょう。

クッキングシートやグリルシートを敷いてもよい?

取扱説明書で使用を認めていない場合は、焼き網や受け皿にクッキングシートを直接敷かないでください。耐熱温度の表示だけでは、直火や高温になるガスグリルで使えるとは判断できません。

シートがバーナーへ近づいたり、排気を妨げたりすると、異常燃焼や発火につながるおそれがあります。専用プレート内で指定のシートを使う製品もあるため、シート単体の表示ではなく、グリル本体と容器の説明書を確認しましょう。

種類や大きさの違う魚を一緒に焼いてよい?

オートグリルでは、種類や大きさの異なる魚を同時に焼くのは避けてください。自動調理は、選択したメニューと魚の量が一定の範囲に収まることを前提にしています。

手動で焼く場合も、厚みや脂の量が大きく異なる魚は焼き上がる時間がそろいません。同時に焼く必要がある場合は、薄い魚を先に取り出し、それぞれの中心部を確認してください。

焼いている途中で自動消火したら再点火してよい?

すぐに再点火せず、操作部を消火位置へ戻して原因を確認してください。庫内が高温になり、過熱防止装置が作動している可能性があります。

受け皿の脂、焼き網に付いた食品かす、排気口のふさがりを確認し、庫内が冷めるまで待ちましょう。自動消火を繰り返す場合や、異常な音やにおいがある場合は使用を中止し、メーカーや販売店へ相談してください。

IHクッキングヒーターのグリルも同じ使い方でよい?

魚の水気を拭き、中心まで加熱する基本は同じですが、予熱、魚の向き、使用できる容器は機種ごとに異なります。IHグリルは、ガスバーナーではなく電気ヒーターやグリル皿で加熱する製品が中心です。

ガスグリル向けの焼き時間やアルミホイルの使い方を、そのまま当てはめないでください。クッキングシートや陶器を使用できるIHグリルもありますが、別のIHグリルでは禁止されている場合があります。

メーカー名と型番を確認し、IH機器の取扱説明書に記載された焼き方を優先してください。

まとめ

この記事では、魚焼きグリルの使い方を、種類、下準備、焼き時間、安全上の注意点に分けて解説しました。

この記事の要点
  • 取扱説明書で、水の要否と片面・両面焼きを確認する
  • 魚の水気を拭き、機種に合った向きと火力で焼く
  • 最も厚い部分まで火が通ったか確かめる
  • アルミホイルや専用容器は、使用可能な場合のみ使う
  • 使用後は脂や食品かすを取り除く

「食のテーマパーク」を掲げるロピアで、季節の魚との出会いを楽しんでみませんか。ロピア鮮魚売場の「日本橋魚萬」で気になる魚を見つけたら、取扱説明書に沿ってグリルで焼き、ご家庭で焼きたてのおいしさを味わってみてください。



※本記事は情報提供を目的としており、掲載内容の正確性・完全性・最新性について保証するものではありません。ご利用にあたっては、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。

※商品価格や品揃えは店舗・仕入れ状況により異なります。

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