冷凍庫の収納アイデア5選!100均アイテムで取り出しやすくするコツを紹介

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。
まとめ買いした肉や冷凍食品を詰め込むうちに、冷凍庫がパンパンになり、「何がどこにあるのか分からない」という状態になることがあるでしょう。奥に入れた食材を見失い、長期間使わずに残してしまうケースもあります。
この記事では、『食生活♥♥ロピア』が、100均アイテムを使った冷凍庫の収納アイデア5選や、上段・下段の使い分け、まとめ買い後の仕分け手順について解説します。
冷凍庫の収納を見直したい方は、ぜひ参考にしてください。
冷凍庫の収納は「立てる・仕切る・ラベルを貼る」が基本

冷凍庫がごちゃつく主な原因は、食材を平らに重ねてしまうことです。積み重ねると下の食材が見えなくなり、取り出すたびに全体が崩れやすくなります。
「立てる・仕切る・ラベルを貼る」の3つを押さえれば、中身を上から一覧できる冷凍庫に整えられます。
- 食材を立てて上から見えるようにする
- 仕切りやケースでエリアを区切る
- マスキングテープで食材名と日付を書く
食材を立てて上から見えるようにする
食材を立てて収納すると、本の背表紙のように中身が見える状態になります。平らに積み重ねる方法とは異なり、上から見ただけで何がどこにあるか把握しやすくなるためです。
引き出し式の冷凍庫は上から見下ろす構造のため、立てる収納に向いています。ひき肉や薄切り肉、下ごしらえした野菜などを平らに包んで凍らせ、立てて並べると在庫がひと目で分かります。
仕切りやケースでエリアを区切る
仕切りやケースを使うと、食材の定位置を決められます。仕切りのない冷凍庫では、立てた食材が倒れ、ドミノ倒しのように崩れやすいためです。
ブックエンドや収納ケースで区切れば、肉のスペース、野菜のスペースというように場所を分けられます。エリアを固定すると食材が混ざらず、探す手間も減らせるでしょう。
空いている場所も把握しやすくなるため、買い足せる量を判断する際にも役立ちます。
マスキングテープで食材名と日付を書く
マスキングテープを使えば、食材名と冷凍した日付を手軽に管理できます。テープへ直接書き込めるうえ、保存する中身が変わったときも簡単に貼り替えられるのが魅力です。
食品を冷凍保存するときは、ラップでぴったり包むか袋に入れ、空気をしっかり抜きましょう。空気が残っていると品質が劣化したり、食品に霜が付いたりします。
食材名と日付が見える状態にしておくと、使い忘れや二重買いを防ぎやすくなるのでおすすめです。
冷凍庫の上段・下段を使い分けるコツ

冷凍庫は、段によって深さや使い勝手が異なります。上段の浅い引き出しと下段の深い引き出しで入れるものを分けると、必要な食材を取り出しやすくなります。
場所 | 特徴 | 適した食材 | 収納のコツ |
上段 | 浅くて全体を見渡しやすい | 薬味・アイス・小分けした少量の食材 | 小さいものの定位置にする |
下段 | 深さがあり容量が大きい | 肉・魚・市販の冷凍食品 | 立てて並べて上から見えるようにする |
上段には薬味やアイスなど小さいものを置く
上段の浅い引き出しは、小さいものの置き場所に向いています。深さがないため、大きな食材を入れると全体を見渡しにくくなるからです。
刻んだねぎやしょうがなどの薬味、アイス、小分けにした少量の食材を上段にまとめると、置き場所が定まります。
使用頻度の高い薬味を決まった場所に置いておけば、料理の途中でもすぐに取り出せます。
下段は肉や冷凍食品を立てて並べる
下段の深い引き出しは、肉や市販の冷凍食品を立てて並べる場所に向いています。深さがあり、平らに包んだ食材や袋入りの商品を縦に収めやすいためです。
肉や魚、市販の冷凍食品などにエリアを分け、近いうちに使うものを取り出しやすい位置へ置きましょう。
「今日の夕飯に使うひき肉をすぐに見つけたい」という場合も、帰宅後にすぐ調理へ移りやすくなります。
使いかけの食材は手前にまとめる
使いかけの食材は手前にまとめると、使い忘れを防ぎやすくなります。奥へ入れると視界に入りにくく、残っていることを忘れやすいためです。
一度開封した冷凍野菜や、半分だけ使った肉などを手前に集めておけば、次に冷凍庫を開けたときに目に入ります。
長期保存する食材は奥、早めに使う食材は手前に配置すると、在庫が滞りにくくなります。
冷凍庫収納に使える100均アイテム5選

100均で手に入る定番のアイテム5つを紹介します。購入する前に確認したいのが、製品に表示された耐冷温度です。冷凍庫用に耐冷設計されていない容器を使うと、破損のおそれがあります。
購入時は冷凍庫対応の表示があるかを確認しましょう。
フリーザースタンド
フリーザースタンドは、食材を立てて収納するための仕切りアイテムです。薄い包みや袋が倒れないよう、立てた状態で支えられます。
スライド式のタイプなら、収納する食材の量に合わせて幅を調整できます。ひき肉や薄切り肉を平らに包んで立てると、本棚のように並べられるので試してみてください。
収納ボックス
収納ボックスは、食材をジャンルごとにまとめるときに使えます。
積み重ねられるタイプなら、容器を重ねて上下の空間を活用できます。深さのある下段でも、ボックスごと引き出せるため、奥に入れた食材を確認しやすいのが特徴です。
冷凍庫の内寸に合うサイズを選ぶと、庫内の空間を無駄なく使えます。
金属製ブックエンド
金属製ブックエンドは、立てた食材を支える仕切りとして使えます。本を立てるための道具ですが、冷凍庫の中でも食材の倒れ込みを防ぐ役割を果たすのが特徴です。
金属は冷気を伝えやすいため、仕切りとして使いながら食材の冷凍を助ける働きも期待できます。平らに包んで立てた食材の間へ差し込んで使用しましょう。
ある程度の重さがあり、ずれにくいタイプを選ぶと安定しやすくなります。
薄型の保存容器
薄型の保存容器は厚みが少なく、立てて収納しやすい形が特徴です。下段の引き出しにも複数個を並べられます。
作り置きのおかずや小分けにしたごはんなどを入れ、凍らせた後に立てて収納できます。
アルミトレー
アルミトレーは、食材を素早く凍らせたいときに役立ちます。アルミは熱伝導性が高く、食品の熱を効率よく逃がす素材です。
まとめ買いした肉や下ごしらえした野菜をトレーに載せて冷凍庫へ入れると、急速冷凍を助けてくれます。
100均アイテムを買う前に確認したい3つの準備

100均アイテムは、サイズを測らずに買うと冷凍庫へ収まらないことがあります。購入前に、内寸の計測・耐冷温度の確認・冷凍する食材の把握を済ませておきましょう。
- 冷凍庫の内寸を測っておく
- 製品に表示された耐冷温度を確認する
- ふだん冷凍する食材の種類と量を把握する
冷凍庫の内寸を測っておく
冷凍庫の内寸を先に測っておくと、収納アイテムのサイズ選びで失敗しにくくなります。引き出しの幅・奥行き・深さが分からないまま購入すると、庫内に入らないことがあるためです。
メジャーで各段の内寸を測り、数値をメモしておけば売場でも確認できます。スマホで冷凍庫の中を撮影しておくと、売場でサイズ感を照らし合わせやすくなるでしょう。
見落としやすい寸法は、引き出しの深さです。深さまで測れば、スタッキングできるボックスを何段重ねられるかも判断できます。
製品に表示された耐冷温度を確認する
購入する製品は、表示された耐冷温度を確認してください。冷凍庫での使用を想定していない容器は、破損するおそれがあります。
台所用容器などには、消費者庁の告示で定められた試験によって測定した耐冷温度を表示することが定められています。冷凍庫に対応しているかどうかは、パッケージや製品本体の表示で確認可能です。
耐冷設計されていない容器は、冷凍庫で使用すると破裂するおそれがあるため、使用を避けてください。
ふだん冷凍する食材の種類と量を把握する
ふだん冷凍する食材の種類と量が分かれば、必要なアイテムを選びやすくなります。何をどの程度冷凍するかによって、仕切りの数や容器のサイズが変わるためです。
肉を多く保存する家庭なら“立てる仕切りを多め”に、作り置きが多い家庭なら“薄型の保存容器”を中心に選びましょう。
最初からまとめて購入せず、1〜2個を試して使い勝手を確かめる方法もあります。使いにくかった場合に別のアイテムへ替えやすい点も、100均商品の利点です。
まとめ買い後の冷凍庫収納は仕分けから始めよう

まとめ買いから帰宅したら、早めに食材を仕分けると冷凍庫へ収納しやすくなります。時間が経つほど食材の傷みが進むため、長時間放置せずに作業を始めてください。
以下の4ステップを習慣にすると、整理された状態を保ちやすくなります。
- 食材を肉・魚・野菜にざっくり分ける
- 1回分ずつ小分けにして平らに包む
- アルミトレーに載せて急速冷凍する
- 凍ったら下段に立てて定位置に収納する
食材を肉・魚・野菜にざっくり分ける
買ってきた食材は、最初に肉・魚・野菜へ分けましょう。ジャンルごとに仕分けておくと、その後の小分けや収納を進めやすくなります。
肉や魚介類から出る汁(ドリップ)には、食中毒菌やそのえさとなる成分が含まれていることがあります。専用の容器や袋に入れ、ほかの食品にドリップがかからないようにしてください。肉と魚は野菜と分け、それぞれ容器や袋に入れて管理しましょう。
また、作業に使うまな板やバットも清潔に保つ必要があります。生の肉や魚を扱った後は、道具を洗ってから次の食材に移ってください。
参考:農林水産省「冷蔵庫のかしこい使い方~知ってお得な食品の保存~」
1回分ずつ小分けにして平らに包む
食材は、1回で使う量に分けて平らに包みましょう。多めに購入した食材を小分けにして冷凍すれば、必要な分だけ取り出せます。
乾燥や脂肪の酸化を防ぐため、ラップやポリ袋などでできるだけ空気を遮断してください。手や調理器具をよく洗い、微生物や異物による汚染を防ぐことも必要です。ホームフリージング(自家製の冷凍保存)は2〜3週間以内に使い切るのが目安です。
食材を薄く平らにすると、冷気が伝わりやすくなります。ただし、次の食品はホームフリージングに向かないとされており、冷凍すると食感が大きく変わります。
- 水分が多い生野菜
- 組織がやわらかい魚介類
- 生卵やゆで卵
- 牛乳や生クリーム
- 豆腐やこんにゃく
- プリンやゼリー
参考:農林水産省「ホームフリージングする際の注意点について教えてください。」
アルミトレーに載せて急速冷凍する
小分けにした食材は、アルミトレーに載せて急速冷凍しましょう。ホームフリージングでは、できるだけ速く凍らせることが、品質を保つコツです。
食品を薄く平らにし、金属製など熱伝導性のよい容器に並べてください。冷凍室の温度調節を最も冷える状態にセットすると、より素早く凍らせられます。
野菜を冷凍する場合は、食材に合った下処理を確認してから進めましょう。ほうれん草、山菜、たけのこなどは、下ゆでやあく抜きをしてから冷凍します。レタスなど生食向けの葉物野菜は食感が大きく変わるため、冷凍保存には向きません。
生のまま冷凍できる野菜は、以下の順番で進めてください。
- 洗う
- 切る
- 水気を拭く
- 保存袋へ入れて空気を抜く
- 平らにならす
- 金属トレーに載せる
参考:農林水産省「簡単な「冷凍ワザ」で、野菜を新鮮に!おいしく!」
凍ったら下段に立てて定位置に収納する
凍った食材は、下段の決めた場所へ立てて収納しましょう。食材を平らな状態で凍らせてから向きを変えると、本棚のように並べられます。
トレーの上で凍らせた包みを、下段の深い引き出しへ立てて並べてください。肉や魚など、エリアごとに戻す場所を固定しておくと、仕分けした状態を保ちやすくなります。
上開き冷凍庫の収納で押さえたいポイント

上開き式の冷凍庫は、上からのぞき込んで出し入れする構造です。深さがあるため、引き出し式と同じ感覚で詰めると下の食材が取り出しにくくなります。
取っ手付きカゴで層を分け、食材ジャンルごとに整理する方法が使いやすいと言われています。
この章では、上開き式で押さえたいポイントを解説します。
取っ手付きカゴで層を分ける
取っ手付きカゴを使えば、深い庫内を層に分けて整理できます。カゴがない状態では下の食材まで手が届きにくく、取り出すのに時間がかかるものです。
カゴを重ねて入れておけば、上のカゴを持ち上げるだけで下の食材を確認できます。
カゴごとに食材ジャンルを決める
カゴごとに入れる食材のジャンルを決めておくと、探す場所が明確になります。肉・魚・野菜・市販の冷凍食品といった単位で分けるのがコツです。
収納場所を固定すると、家族の誰が見ても中身を把握しやすくなります。在庫の量もカゴ単位で確認できるため、買い足すかどうかを判断しやすくなるでしょう。
よく使う食材を一番上の段に置く
よく使う食材は、一番上の段へ置くと短時間で出し入れできます。深い場所まで探す必要がなくなり、冷凍庫を開けている時間も短くなるためです。
冷凍庫の開閉は静かに、すばやく行ってください。長時間開けたままにしたり、何度も開け閉めしたりすると、外気によって庫内の温度が上昇します。
頻繁に使う薬味や作り置きは上に、長期保存する食材は下に配置すると取り出しやすくなります。
冷凍庫の収納を整える2つのメリット

整理された冷凍庫は、家計に直結する2つのメリットがあります。
- 食材の使い忘れを防げる
- 冷却効率が上がる
この章では、2つの利点を分けて解説します。
食材の使い忘れを防げる
食材が見える状態にすると、使い忘れによる食品ロスを減らせます。中身を把握できていないと、冷凍したまま使わずに残したり、同じ食材を買い足したりすることがあるためです。
農林水産省は、冷蔵庫にものを詰め込み過ぎると「どこに」「何が」「どのくらいあるのか」を把握できず、食品ロスにつながると案内しています。冷蔵庫を対象にした例ですが、中身を把握する必要性は冷凍庫にも共通します。
参考:農林水産省「今日からはじめる食品ロス削減のためのヒント」
冷却効率が上がる
冷凍庫は、冷気の吹き出し口をふさがない範囲で、食品同士の隙間を少なくすると冷凍効率がよくなるとされています。
消費者庁によると、冷蔵庫は食品を詰め込まないことで、年間43.84kWhの省エネと約1,360円の節約になるとされています。冷凍庫は反対に、隙間ができないように詰めると冷凍効率がよくなります。
食品を詰めることが節電につながる点が、冷蔵庫との大きな違いです。
参考:消費者庁「冷蔵庫を整理する」
冷凍庫の収納に関するよくある質問

冷凍庫の収納について、よく寄せられる疑問に答えます。収納グッズの選び方から保存期間、霜への対処まで、本編で触れきれなかった周辺の疑問を補足します。
冷凍庫の収納グッズはホームセンターや家具店のものでもよい?
冷凍庫に対応している製品であれば、100均以外の収納グッズも使えます。購入場所にかかわらず、製品の耐冷温度や冷凍庫対応の表示を確認してください。
テレビや雑誌で話題の冷凍庫収納術に共通するコツは?
「立てる・仕切る・ラベルを貼る」の3つを取り入れ、中身を上から一覧できる状態にすることです。食材の定位置を決めると、在庫も把握しやすくなります。
冷凍庫の霜が収納スペースを圧迫するときはどうする?
冷凍庫のドアを静かにすばやく開閉し、長時間開けたままにしないことが大切です。霜が付いた状態が続くと、収納できるスペースが狭くなります。
霜取りをするときは、庫内の食品を室温へ長時間放置しないでください。霜取りは短時間で済ませ、食品を保冷バッグなどへ一時的に移すと、温度の上昇を抑えられます。
牛乳パックを冷凍庫の仕切りに使っても大丈夫?
牛乳パックを仕切りに活用する方法は広く知られていますが、公的機関が安全性を保証しているわけではありません。使用する場合は、衛生面への配慮が必要です。
洗浄や乾燥が不十分だと、衛生上の問題が生じるおそれがあります。十分に洗浄・乾燥し、汚れが落ちなくなったり破れたりした場合は早めに交換してください。
冷凍した食材はどれくらいの期間で使い切ればよい?
ホームフリージングは2〜3週間以内、市販の冷凍食品は家庭の冷凍庫で2〜3か月以内を目安に使い切りましょう。
市販品は、パッケージに記載された保存方法と賞味期限を優先してください。
開封後に乾燥、変色、極端な霜、食品同士の固まり、破損が見られる場合は、品質が損なわれている可能性があります。
参考:農林水産省「ホームフリージングする際の注意点について教えてください。」
参考:農林水産省「冷凍室で保存していた冷凍食品の品質はどれくらい保たれますか。」
まとめ
冷凍庫の収納は、「立てる・仕切る・ラベルを貼る」の3つを基本にすると、中身を把握しやすくなります。100均アイテムで食材の定位置を作り、まとめ買い後の仕分けと小分けを習慣にすれば、整理された状態を保てるでしょう。
- 立てる・仕切る・ラベルを貼ることを基本にする
- 上段は小さいもの、下段は肉や冷凍食品を収納する
- まとめ買い後は仕分けと小分けから始める
ロピアなら、冷凍保存に活用しやすい肉や魚、野菜との新しい出会いも楽しめます。購入した食材は1回分ずつ小分けにし、収納場所と冷凍した日付を決めて、毎日の料理に無理なく活用してみてください。
※本記事は情報提供を目的としており、掲載内容の正確性・完全性・最新性について保証するものではありません。ご利用にあたっては、ご自身の判断と責任にてお願いいたします。
※商品価格や品揃えは店舗・仕入れ状況により異なります。
