鶏ガラスープの素の代用品をご紹介|用意がない時の代わりになる調味料と使い方を解説

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鶏ガラスープの素を使おうとしたら切らしていた、という経験は多くの方にあるのではないでしょうか。
実は、中華だしやコンソメ、和風だしなど身近な調味料で代用できますが、それぞれ塩分や風味が異なるため、同じ量をそのまま入れると「しょっぱい」「味が違う」といった失敗につながりやすいのも事実です。
この記事では、『食生活♥♥ロピア』がおすすめする代用品の特徴と使い方の比率を料理別に整理し、塩分の目安もあわせて紹介します。
鶏ガラスープの素がない時の代用品一覧

鶏ガラスープの素の代用品を選ぶときは、「味の系統(中華・洋風・和風)」「塩分の強さ」「形状(顆粒・ペースト・液体)」の3つを押さえておくと失敗しにくくなります。基準として、味の素の「丸鶏がらスープ」はスープ1杯(湯150ml)に小さじ1(約2.5g)が目安で、食塩相当量は約1.2gです。
ここからは、代用品をカテゴリごとに分けて、それぞれの特徴と使い方の比率を詳しく見ていきましょう。
中華だし・ウェイパーでの代用
中華系の即席だしは鶏ガラスープの素と味の方向が近く、最も違和感なく置き換えやすい代用品です。ただし、ペーストタイプと顆粒タイプでは塩分や油脂の量が異なるため、同じ感覚で入れるとしょっぱくなることがあります。
まず、鶏ガラスープの素との使用比率と塩分の違いを確認しましょう。
調味料 | 形状 | 使用量目安 | 食塩相当量(目安) | 置き換え方針 |
丸鶏がらスープ(基準) | 顆粒 | 小さじ1(2.5g) | 約1.2g | — |
中華あじ | 顆粒 | 小さじ1(2.5g) | 約1.23g | 同量でOK |
味覇(ウェイパー) | ペースト | 小さじ1/2〜(2.5g〜) | 約1.8〜2.0g/5g | 半量から調整 |
創味シャンタンDX | ペースト | 小さじ1/2〜(2.5g〜) | 約2.0g/5g | 半量から調整 |
ヴィーガン味覇 | ペースト | スープ200mlに4g | — | 製品の使用例に準拠 |
味覇や創味シャンタンは油脂と香味のパンチが強く、ラーメンスープや炒飯、野菜炒めなどしっかりした味付けの料理に向いています。スープに使うと油膜が浮きやすく、鶏ガラスープの素よりも濃厚な見た目になるのが特徴です。
一方、顆粒の「中華あじ」はオイスターソース等を加えた中華料理用調味料で、炒め料理やスープに手軽に中華風の味付けができます。
鶏ガラスープの素が「あっさりした鶏の風味」なのに対し、中華だし系は「コク・甘み・油脂」が前に出やすい傾向があります。あっさり仕上げたい場合は量を控えめにし、追加の塩やしょうゆは味見をしてから最後に加えるのがおすすめです。
コンソメ・洋風だしでの代用
コンソメなどの洋風だしは香味野菜と肉のコクが特徴で、鶏ガラスープの素とは味の方向性が変わります。中華スープというよりも「ポトフ風」「ミネストローネ風」の仕上がりに近づくため、洋風寄りの料理や味の方向転換を気にしない場面で活躍する代用品です。
鶏ガラスープの素との分量・塩分の比較は以下のとおりです。
調味料 | 形状 | 使用量目安 | 食塩相当量(目安) | 置き換え方針 |
丸鶏がらスープ(基準) | 顆粒 | 湯150mlに小さじ1(2.5g) | 約1.2g | — |
コンソメ(固形) | 固形 | 水300mlに1個(5.3g) | 約2.4g | 薄めに溶いて調整 |
コンソメ(顆粒) | 顆粒 | 小さじ1程度 | 製品により異なる | 少量から味見 |
固形1個(5.3g)と鶏ガラスープの素300ml分(約5g)は重量こそ近いものの、コンソメのほうが食塩相当量は約2倍です。そのまま置き換えると味が濃くなりやすいので、やや薄めに溶いてから味を見て足す方法が失敗しにくいでしょう。
味の面では、鶏ガラスープの素が鶏のだし感主体であっさりした透明感のあるスープに仕上がるのに対し、コンソメはセロリや玉ねぎなどの香味野菜と牛肉や鶏肉の風味で洋風の香りが前面に出ます。
炒め物では顆粒タイプが溶けやすく便利で、2人分なら小さじ1程度が目安です。いずれの場合も、ほかの塩味調味料(しょうゆや塩など)は控えめにし、最後に味見をしてから加えるようにしましょう。
和風だし(ほんだし・白だし)での代用
和風だしはかつおや昆布の旨味が主体で、鶏ガラスープの素とは風味の方向がはっきり異なります。中華料理にそのまま使うと和風寄りの味になりやすいため、それぞれの特徴を把握してから使うことが大切です。
調味料 | 形状 | 使用量目安 | 食塩相当量 |
丸鶏がらスープ | 顆粒 | 湯150mlに小さじ1(2.5g) | 約1.2g |
ほんだし | 顆粒 | 小さじ1(3g) | 約1.2g相当 |
白だし | 液体 | 少量から希釈 | 100mlあたり約10〜15g |
顆粒和風だし | 顆粒 | 小さじ1程度 | 製品により異なる |
各調味料の味の特徴は以下のとおりです。
- ほんだし:かつお節の風味が主体で、すっきりした和風の味わいになる。鶏ガラスープの素と塩分感覚は近いが、中華らしさは出にくい
- 白だし:しょうゆ・食塩・だしが一体になった濃縮調味液で、少量でも塩味がしっかりつく。ほかの調味料を足す前にまず味見が必須
- 顆粒和風だし:昆布やかつおをベースにした汎用タイプで、味噌汁や煮物に使われることが多い。単体だと中華の方向には寄りにくい
中華風に仕上げたい場合は、ごま油・しょうが・黒こしょうなどで香りを補うのが効果的です。白だしを使うときは、希釈後に味を確認してから、足りなければ中華だしや鶏だしを少量足す二段階調整で整えるとバランスが取りやすくなります。
鶏肉を煮た煮汁での代用
鶏肉の煮汁は市販の調味料とは違い、だしそのものを手に入れる方法です。添加物を含まないため、離乳食から普段の料理まで幅広く使えるのが大きな強みといえます。
作り方と保存のポイントは以下のとおりです。
- 作り方:手羽先としょうが・ねぎ・酒・水を鍋に入れ、弱火で30分ほど煮出す。アクが浮いたらこまめにすくい取ると、澄んだスープに仕上がる
- 火加減:沸騰させすぎると脂肪が乳化して白濁しやすい。「ふつふつと泡が立つ程度」に抑えるのがコツ
- 本格派:鶏ガラを流水でよく洗い、血合いや内臓の残りを除いてから弱火でじっくり煮てこす
保存方法 | 目安期間 | ポイント |
冷蔵 | 2〜3日 ※自家製スープの場合、保存環境により異なります | 小分けにして素早く冷ます |
冷凍 | 2〜4週間程度 ※風味の劣化を考慮した目安です。 | 時間が経つほど風味は落ちやすい |
保存の基本は「急冷、小分け、冷蔵庫(10℃以下)または冷凍庫」の流れです。煮出したスープは量が多く温度が下がりにくいため、おいしさと安心を保つには、氷水にあてるなどして手早く粗熱を取ることが大切です。
使うときは均一にしっかり再加熱してから調理に加えると、衛生面でも安心です。
塩としょうゆ・オイスターソースでの代用
塩やしょうゆ、オイスターソースによる代用は、だしを再現するというよりも塩味とコクで味を整えるアプローチです。スープの土台をしっかり作りたい場面よりも、炒め物や簡易スープの味付けに向いています。
各調味料の塩分目安と組み合わせ方は以下のとおりです。
調味料 | 小さじ1あたりの食塩相当量 | 役割 |
丸鶏がらスープ(基準) | 約1.2g(2.5g中) | だし+塩味 |
濃口しょうゆ | 約0.9g | 塩味+香り |
オイスターソース | 約0.7g | コク+中華の方向性 |
塩 | 約5.9g | 塩味のみ |
しょうゆとオイスターソースをそれぞれ小さじ1ずつ加えると合計で約1.6gとなり、鶏ガラスープの素よりも塩分が高くなりやすい点に注意しましょう。
おすすめの手順は、まずしょうゆを数滴〜小さじ1/2程度、オイスターソースを小さじ1/2程度でコクを作り、味見をしてから足りなければ少しずつ追加する方法です。塩は最終調整に回し、最初の段階では加えないようにすると、味がきれいにまとまります。
代用品選びのポイント|料理別おすすめ代用品

代用品を選ぶときは、作る料理の「加熱方法・油の量・水分量」に注目すると相性が見えてきます。スープ系なら液体に溶けやすく風味の方向が合うもの、炒め物なら油脂や香りが活きるもの、煮込みならベースのコクが出せるものが適しています。
また、塩分の取りすぎを防ぐために、厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」で示されている年齢別の食塩目標量を意識しておくとよいでしょう。濃い代用品ほど少量から使うのが基本です。選び方の方向としては「同系統(中華→中華だし)」「方向転換(中華→洋風・和風)」「自家製(鶏だし)」の3ルートで考えると整理しやすくなります。
中華スープ・ラーメンスープに使う場合
中華らしさを優先するなら、味覇・創味シャンタン・中華あじの順で検討するのがおすすめです。ヴィーガン味覇はスープ200mlに4gが使用例として示されており、動物性不使用の選択肢としても活用できます。
あっさり仕上げたい場合は、鶏肉の煮汁(自家製鶏だし)や、白だしを薄めに希釈してごま油を少量加える方法が低脂質で食べやすいでしょう。
味覇やシャンタンは小さじ1(5g)で食塩相当量が約1.8〜2.0gあるため、麺のたれやしょうゆを足す前提なら半量からスタートするのが安心です。ラーメンスープのように複数の調味料を重ねる料理では、最初のベースを薄めにしておき、最後に全体のバランスを見て調整する流れを意識しましょう。
チャーハン・炒め物に使う場合
味覇や創味シャンタンなどのペースト系は油脂や香味を含んでいるため、炒飯や野菜炒めでは調味料1つで味が決まりやすいのが利点です。顆粒タイプの丸鶏がらスープはレシピ目安として炒飯2人分で小さじ3程度とされており、代用品もこの分量を基準に換算すると使いやすくなります。
炒め物は加熱で水分が飛んで味が凝縮されるため、スープよりも控えめの量でスタートするのがポイントです。
塩分は抑えつつ、ねぎやしょうがなど香味野菜の香りで満足感を作る設計にすると、風味豊かに仕上がるでしょう。焦げ目がつくことで香ばしさも加わるため、調味料を入れすぎなくてもおいしくまとまりやすい料理です。
煮物・煮込み料理に使う場合
煮込み料理は着地点の味で代用品を選ぶのがわかりやすい方法です。和風寄りに仕上げるならほんだし、洋風寄りならコンソメを選ぶと、味の方向性がぶれにくくなります。
煮込みは加熱時間が長いぶん煮詰まりやすく、後から塩分が上がりやすい特徴があります。最初は薄めに味をつけておき、仕上げの段階で味見をしてから調整する手順を意識しましょう。
作り置き前提の場合は、「小分け→急冷→冷蔵または冷凍」の衛生ルールもセットで押さえておくと安心です。煮込み系は量が多く温度が下がりにくいため、菌が増えやすい温度帯をなるべく短くする工夫が大切になります。
離乳食・子供向け料理に使う場合
離乳食の初期は基本的に調味料を使う必要がなく、進行に応じても薄味が原則です。鶏ガラスープの素やペースト系の調味料を日常的に使うのは避け、素材のだしを活かした味付けを基本にしましょう。
子どもの食塩目標量は大人よりもかなり低く、1〜2歳で男児3.0g未満、女児2.5g未満が目標量とされています。
味覇やシャンタン、白だしなど塩分の高い代用品を使う場合は、ごく少量にとどめる必要があるでしょう。家庭での運用としては、子ども分を薄味のまま先に取り分け、大人分だけ後から味付けする方法が手軽で安心です。
鶏ガラスープの素を自作する方法

市販の鶏ガラスープの素がないときは、鶏肉や鶏ガラからだしを取る方法もあります。代用品では再現しにくい「本物の鶏だし」が手に入り、添加物を使わないので離乳食や健康志向の料理にも安心して使えるのが魅力です。
透明なスープにしたいか、白湯(パイタン)のように白濁させたいかで火加減や煮込み時間が変わります。ここでは、基本の作り方から時短レシピ、保存方法までをまとめて紹介していきましょう。
市販の手羽先・鶏ガラで作る基本レシピ
手羽先や鶏ガラを使った基本の作り方は、以下の流れです。
- 鶏ガラまたは手羽先を流水でよく洗い、血合いや汚れを取り除く
- 鍋に水・鶏肉・しょうが(薄切り)・ねぎの青い部分・酒を入れて火にかける
- 沸騰したら弱火に落とし、アクをこまめにすくいながら30分〜1時間ほど煮出す
- ざるやキッチンペーパーでこして完成
透明なスープに仕上げるポイントは、火加減を「ふつふつと泡が立つ程度」に抑えることです。沸騰させすぎると脂肪が乳化して白濁しやすくなります。逆に白湯スープを作りたい場合は、強火で煮立てて意図的に乳化させるとよいでしょう。
できあがった鶏だしはそのまま中華スープに使えるほか、和風の煮物や洋風のポトフなど幅広い料理に活用可能です。手作りの鶏だしが冷蔵庫にあると、毎日の食事作りがさらに楽しくなります。
時短で作れる簡単鶏だしの取り方
今夜すぐに使いたいという場合は、手羽先を使った時短レシピが便利です。手羽先4〜5本としょうが・ねぎ・水500mlを鍋に入れ、弱火で20〜30分ほど煮出すだけでコクのあるだしが取れます。
煮出した煮汁はそのままスープや雑炊、うどんのだしとして使えるので、顆粒の代用品がなくても即戦力になるでしょう。
さらに旨味に厚みを持たせたい場合は、昆布や干し椎茸を少量加えると、旨味の相乗効果で深みが増すでしょう。昆布に含まれる旨味成分(グルタミン酸)と、干し椎茸に含まれる旨味成分(グアニル酸)を組み合わせることで、単独で使うよりも旨味が強く感じられるとされています。
手羽先は煮出したあとも身を食べられるので、食材のムダが出にくい点もメリットです。
作り置きの保存方法(冷蔵・冷凍)
自家製の鶏だしは傷みやすいため、作ったあとの取り扱いが大切です。保存の目安と手順を以下にまとめます。
保存方法 | 目安期間 | ポイント |
冷蔵 | 2〜3日 ※保存環境により異なるため、においや見た目を確認してからお使いください | 粗熱を取ってから冷蔵庫(10℃以下)へ |
冷凍 | 2〜4週間 ※長期保存する場合は風味の劣化にご注意ください | 小分けにして急冷。風味は徐々に落ちる |
もっとも注意したいのは、鍋のまま放置して温度が下がるのを待たないことです。氷水にあてるなどして素早く粗熱を取り、小分け容器に移してから冷蔵庫や冷凍庫に入れましょう。
冷凍した鶏だしは製氷皿で凍らせておくと、必要な分だけ取り出せて日々の料理に使いやすくなります。
鶏ガラスープの素の買い置きと保存のコツ

代用品でも料理は成り立ちますが、やはり鶏ガラスープの素そのものを常備しておくのが一番手軽で味のブレも少ない方法です。顆粒タイプは湿気で固まりやすく、ペーストタイプは開封後の保管を誤ると劣化が進みやすい特徴があります。
ここでは、正しい保存方法と買い置きのコツを整理し、いつでもベストな状態で使えるようにするためのポイントを紹介します。
鶏ガラスープの素の正しい保存方法
顆粒タイプとペーストタイプでは保存のポイントが異なります。それぞれの基本を押さえておきましょう。
- 顆粒タイプ(丸鶏がらスープ等):未開封は直射日光を避けて常温保存。開封後は袋の口をしっかり折りたたむか、密閉容器に移して湿気を防ぐ
- ペーストタイプ(味覇等):開封後は冷蔵庫で保管。使うたびにフタをしっかり閉め、常温に長時間放置しない
夏場など室温が高い時期は、顆粒タイプも冷蔵庫に入れておくと安心です。
ただし、冷蔵庫から出して常温に置くと結露が発生し、かえって湿気を吸いやすくなるため、使ったらすぐに戻す習慣をつけましょう。保存は食中毒対策だけでなく、香りや風味の劣化を防ぐ意味でも大切です。
賞味期限と風味を保つ管理術
鶏ガラスープの素を長くおいしく使うために、劣化のサインと管理のコツを知っておくと役立ちます。
タイプ | 劣化のサイン | 管理のコツ |
顆粒 | 固まり・変色 | 乾燥剤を入れた密閉容器で保管 |
ペースト | 表面の乾燥・変色 | 開缶後は冷蔵庫へ |
液体 | 香りの変化・濁り | 開封日をラベルに記入し、期限内に使い切る |
顆粒タイプが固まっている場合は湿気を吸っている証拠で、風味も落ちている可能性があります。
コンロのそばは熱と蒸気にさらされやすいので、保管場所としては避けたほうがよいでしょう。ペーストタイプは使う頻度が少ない場合、1回分ずつラップで小分けにして冷凍しておくと劣化を抑えやすいと言われています。ただし、メーカー公式の推奨保存方法ではないため、品質への影響は自己判断となります。
ストック調味料として常備すべき理由
代用品で味を近づけることはできますが、「代用できる」ことと「同じ味になる」ことは別です。鶏ガラスープの素を常備しておけば、レシピどおりの味を手軽に再現でき、味のブレや調整の手間を減らせます。
調味料をストックするなら、「鶏ガラスープの素(中華系)」「コンソメ(洋風)」「和風だし(和風)」の3種をそろえておくと、幅広い料理に対応しやすくなります。
減塩を意識している家庭では、購入時に栄養成分表示の食塩相当量を確認し、小さじ換算でどのくらいの塩分になるかを把握しておくと日々の味付けに活かしやすくなります。
鶏ガラスープの素の代用に関するよくある質問

鶏ガラスープの素の代用について、迷いやすいポイントをQ&A形式で整理します。それぞれの違いや選び方に関する疑問を解決しましょう。
鶏ガラスープの素は他の料理(洋食・和食)にも代用できる?
鶏ガラスープの素は中華以外の料理にも使えますが、味の方向性が変わる点は意識しておきましょう。洋食にはコンソメ、和食にはほんだしや白だしのほうが自然な仕上がりになりやすいため、逆方向の代用も選択肢に入れておくと便利です。
同じ鶏ガラスープの素でも、スープ・炒め物・鍋で使用量の目安は異なります。たとえばメーカーの目安では、スープは湯150mlに小さじ1、炒飯2人分で小さじ3程度とされており、用途に応じた計量が大切です。
また、鶏ガラスープの素にしょうゆやオイスターソースを重ねると塩分が急に上がりやすいため、複数の調味料を使うときは全体の塩分設計を意識しましょう。
味覇(ウェイパー)と鶏ガラスープの素は同じもの?
味覇と鶏ガラスープの素は別の調味料です。主な違いを以下にまとめます。
比較項目 | 丸鶏がらスープ | 味覇(ウェイパー) |
形状 | 顆粒 | 半練りペースト |
主な特徴 | 鶏エキス・鶏油ベースであっさり | 油脂・肉エキス等を含み濃厚 |
食塩相当量目安 | 約1.2g/小さじ1(2.5g) | 約1.8〜2.0g/小さじ1(5g) |
開封後の保管 | 常温(湿気を避ける) | 冷蔵庫 |
味覇は油脂や複数の肉エキスが含まれているぶんコクが強く、鶏ガラスープの素よりもパンチのある味わいになります。置き換えるときは半量からスタートし、味見をしながら調整するのが安心です。
顆粒タイプとペーストタイプで代用方法は変わる?
変わります。もっとも注意したいのは、小さじ1の重量が異なる点です。
- 顆粒(丸鶏がらスープ等):小さじ1=約2.5g
- ペースト(創味シャンタンDX等):小さじ1=約5g
同じ「小さじ1」でもペーストタイプは重量が約2倍あり、そのぶん塩分や味の濃さも変わります。ペーストで代用するときは「半量の小さじ1/2から始めて味見をし、足りなければ足す」流れを基本にしましょう。
また、溶けやすさにも違いがあります。顆粒はお湯に入れれば溶けやすい一方、ペーストはそのまま加えるとダマになることがあるため、スープでは先に少量のお湯で溶いてから加えるとムラなく仕上がりやすくなります。炒め物では具材に直接絡めるように加えると、全体にまんべんなく味がつきやすいでしょう。
ベジタリアン・ヴィーガン向けの代用品はある?
動物性原料を使わずに鶏ガラスープの素の代用をすることは可能です。主な選択肢は以下のとおりです。
- 昆布だし:グルタミン酸による旨味が主体。あっさりした和風ベースになる
- 干し椎茸だし:グアニル酸を含み、昆布と合わせると相乗効果で旨味が深まる
- 野菜だしの活用:玉ねぎやにんじん、セロリなどを煮出したスープ(ベジブロス)を使うことで、自然な甘みと複雑なコクをベースに加えることができる
- ヴィーガン味覇:動物性原料不使用の中華調味料。中華らしい風味を出しやすいが、塩分を含むため少量から味見をしつつ調整する
植物性のだしだけだと中華らしさが出にくい場合は、にんにく・しょうが・ごま油で香りを補うと満足感が高まります。塩分を増やさずにコクを出す設計として、昆布のグルタミン酸×干し椎茸のグアニル酸の掛け算を意識するとよいでしょう。
まとめ
鶏ガラスープの素の代用品は、大きく「中華だし系で同じ方向に寄せる」「コンソメや和風だしで味の方向を変える」「自家製の鶏だしで本物のだしを取る」の3ルートに分けられます。
中華らしさを優先するなら味覇や創味シャンタン、中華あじが候補になり、味の方向転換を気にしない料理ならコンソメやほんだしでも十分に対応できるでしょう。健康志向や離乳食には、鶏肉の煮汁や昆布・干し椎茸など素材由来のだしが選択肢になります。
どの代用品を使う場合でも、おいしく仕上げるコツは塩分の調整です。ペースト系や白だしなど塩分の高い調味料は、半量からスタートして味見をしながら足していくと、味がきれいになります。
ロピアでは、鶏ガラスープの素はもちろん、代用にも役立つ多彩な調味料を豊富に取り揃えています。お求めやすい価格で価値ある食材が見つかるロピアで、毎日のごはん作りをもっと楽しく、もっと美味しく盛り上げましょう!
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