あずき茶に効果はある?太る噂や飲む際の注意点、飲み方・作り方を解説

フリーランスライター&Web編集者。北海道在住。絶賛子育て中で、まもなく2児のパパになります。料理は完全に妻任せですが、三度の飯より食べるのが大好きです!仕事の時間が自由な強みを活かし、スーパーへの買い出しと食材選びには毎回同行して食のプロデューサー気取りで楽しんでいます。作る側だけでなく、食べる側・買う側の視点も交えながら、おいしいものに関する情報を発信中です。
「あずき茶が体に良いらしい」と聞いても、実際にどんな効果があるのか、飲んで太らないのかは気になるところですよね。副作用の噂もあって、なかなか手を出しにくいと感じている方もいるかもしれません。
あずき茶は、商品によってカフェインの有無を確認したうえで取り入れたい飲み物です。
この記事では、『食生活♥♥ロピア』があずきの主な成分と「太る」という噂の真相、飲む際の注意点をはじめ、日常への取り入れ方や、自宅での作り方もあわせて解説します。
あずき茶を毎日の水分補給に取り入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
あずき茶の原料となるあずきの主な成分と働き

あずき茶の原料となるあずきには、健康維持に関わるさまざまな成分が含まれています。ここではポリフェノール・サポニン・カリウム・鉄分・食物繊維という5つの成分を取り上げ、それぞれの特徴と期待される働きを整理します。
成分名 | 乾燥あずき 100gあたりの含有量 | 主な働き |
ポリフェノール | ― | 植物が持つ抗酸化成分の総称 |
サポニン | ― | マメ科植物に含まれ泡立ちやすい性質を持つ |
カリウム | 1,300mg | 余分な塩分の排出に関わる |
鉄分 | 5.5mg | 血液づくりに関わる非ヘム鉄 |
食物繊維 | 24.8g | おなかの調子を整える |
参考:文部科学省 食品成分データベース「豆類/あずき/全粒/乾」
ポリフェノール|植物由来の抗酸化成分
あずきの赤紫色は、ポリフェノール(植物が持つ抗酸化成分の総称)に由来すると言われています。
ポリフェノールは植物が紫外線などから身を守るためにつくり出す成分で、多くの植物に広く含まれています。あずきもそのひとつです。
煮出すと煮汁が赤紫色に色づくため、見た目でもあずきらしい色合いを楽しめます。赤紫色はあずきならではの持ち味です。
サポニン|マメ科植物に含まれる成分
あずきに含まれる成分のひとつが、サポニンです。サポニンはあずきやダイズなどマメ科の植物に含まれ、水に溶かすと泡立ちやすい性質を持っています。
あずきを煮たときに表面に泡が立つのは、この成分によるものとされています。マメ科の植物に共通して見られる特徴です。
サポニンがあずきに含まれることと、あずき茶を飲んだ場合の具体的な健康効果は分けて考える必要があります。あずきという食材の性質を知るうえで、覚えておきたい成分のひとつです。
カリウム|体内に必要なミネラルの一種
カリウムは、体内の水分バランスや余分な塩分の排出に関わるミネラルです。乾燥あずきには100gあたり1,300mgのカリウムが含まれています。
日本人のカリウム摂取量の平均値は、目標量を下回っているといわれています。ふだんの食事で塩分を摂りすぎている場合、カリウムを含む飲み物や食品を意識して取り入れることもひとつの方法です。
ただし、腎機能(腎臓が老廃物を排出する働き)が低下している人はカリウムの摂取制限が必要な場合があるため、医師の指示に従ってください。健康な人であれば、水分補給の一環として無理のない範囲で取り入れられます。
鉄分|あずきそのものに含まれる栄養素
あずきには、日々の食事で不足しがちな鉄分も含まれています。乾燥あずきの鉄は100gあたり5.5mgで、あずきに含まれる鉄は非ヘム鉄(植物性食品に含まれるタイプの鉄)に分類されます。
- 肉や魚などの動物性たんぱく質
- 野菜や果物に含まれるビタミンC
あわせて、あずきにはエネルギー代謝を助けるビタミンB群も含まれています。ただし、あずき茶は煮出し液のため、乾燥あずきの成分値をそのまま摂取できるわけではありません。鉄分やビタミンB群を補いたい場合は、あずきそのものを含む食事全体で考えましょう。
食物繊維|煮出した後のあずきも活用する
食物繊維を摂りたい場合は、あずき茶だけでなく煮出した後の豆も活用するのがポイントです。乾燥あずきの食物繊維総量は100gあたり24.8gで、豆類のなかでも豊富です。
食物繊維は水溶性(水に溶けやすい性質)と不溶性(水に溶けにくい性質)に分かれ、あずきには両方が含まれています。それぞれ働きが異なるため、両方をバランスよく摂ることが大切です。
なお、あずき茶は豆を煮出した液のため、豆をそのまま食べる場合ほど食物繊維を摂れるわけではありません。食物繊維をしっかり摂りたいときは、煮出した後のあずきも活用すると無駄がありません。
